供給の価格弾力性とは?-公務員試験ミクロ経済学
あっ、先輩、こんにちは…。
こんにちは、カズ。お疲れだね、どうしたの?
はい、先日まで海外旅行に行ってきたのですが、マーケットで買い物をするときに高い値段をふっかけられたので値段交渉が大変でした。
大変だったね。外国人なら相場も分からないし、高く売りたいと思ってくるから気をつけないとね。
はい。僕がもっと安くしてって交渉しても、相手が無理って言ってきたので大変でした。
うんうん。価格が安いと「供給の弾力性」が高くなることがあるから、値下げに応じてくれないこともあるよね。
「供給の弾力性」ですか?「需要の価格弾力性」は以前講義で習いましたけど、「供給の弾力性」は初めて聞きました。
考え方は「需要の価格弾力性」と似ているんだけど、供給サイドの価格弾力性になるよ。「需要の価格弾力性」と混同してしまうと公務員試験で間違えてしまうから、しっかり区別して覚えておく必要があるよ。
そうなのですね!しっかり対策しておきたいので、教えてください!
続きを読む所得変化による予算制約線のシフト-公務員試験ミクロ経済学
あっ、先輩、こんにちは...。
こんにちは、カズ。どうしたの?いつもより暗い表情だけど。
はい...。実は今月はバイトのシフトあまり入れなくていつもより給料が低かったので、自由に使えるお金が5,000円になってしまいました。
そうだったんだ…。どれくらい減っちゃったの?
先月まで10,000円くらいは自由に使えていたので5,000円ほど減ってしまいました。
そうだったんだ…。5,000円は大きいね。
そういえば、ミクロ経済学では消費者が消費を行う時に「予算制約線」など使っていましたが、今回のように自由に使えるお金が減ってしまったりする現象も分析したりするのですか?
「予算制約線」のことよく覚えていたね。そうだね。今回みたいに消費者が自由に使える予算が変化することを「予算制約線のシフト」と呼んだりしているよ。公務員試験で最頻出の「スルツキー分解」でも重要になってくるから、今日は「所得変化」による予算制約線のシフトについて理解できるようにしよう!
続きを読む経済学における効用とは?-公務員試験ミクロ経済学
あっ、先輩、こんにちは!今日は何か調子悪そうですね。大丈夫ですか?
こんにちは、カズ。ありがとう、昨日ゼミの飲み会でお酒飲み過ぎたからまだ少し気持ち悪いんだよね…。
そうでしたか…。先輩、お酒好きでしたっけ?僕も二十歳になったら早く飲んでみたいです。
ビールは好きだよ~。でも、飲みすぎて気持ち悪くて、今はお酒のことは考えたくないかな...。
今日はゆっくり休んでください...!
ありがとう、昨日は飲みすぎて私のビールに対する効用はこれ以上飲むと逆に下がりそうな感じだよ。
あれ、「効用」ってミクロ経済学の講義でやったのは覚えているんですが、何でしたっけ?
「効用」は経済学ではすごく重要な概念になるから必ず理解したほうがいいよ。それじゃあ今日は、「効用」の基礎的な部分について勉強していこう。
続きを読む『スルツキー分解』とは?-公務員試験ミクロ経済学
あっ、先輩、こんにちは…。
こんにちは、カズ。どうしたの?疲れ切った顔をしているけど。
はい。この間先輩に教えて頂いた価格変化による予算制約線のシフトについてですが、今日の経済学の講義で、「代替効果」とか「所得効果」とか聞きなれない用語が出てきてよくわからなくなりました。
「スルツキー分解」の範囲だと思うけど、公務員試験の中でも受験生がつまづきやすい分野だよ。公務員試験では最重要ポイントの一つでもあるから、今日はしっかりと理解できるようにしよう。
続きを読む予算制約と消費可能領域とは?-公務員試験ミクロ経済学
あっ、先輩、こんにちは!
こんにちは、カズ。どうしたの?焦っているようだけど。
はい。金欠でお金が残り1,000円しかないのでやばいです(泣)。
大変だね...。
それでもチョコレートとマンガを買いたいので、どうすればいいか今考えています。給料日まで待ってマンガを買うか、今日マンガを買ってチョコレートを諦めるか...。
そうか。難しいね。じゃあ予算1,000円以内の消費可能領域の中でどれだけ効用を高めるかがポイントだね。
「消費可能領域」?
あ、ミクロ経済学の用語なんだけど、授業でもう「予算制約」っていうのは学習した?
聞いたことはあるんですけど、詳しくは忘れました。
そうか、それじゃあ今日は「予算制約」と「消費可能領域」について勉強していこう!
続きを読む企業の最適生産規模とは?-公務員試験ミクロ経済学
先輩、お疲れ様です。今度の学祭の出し物の件で、タピオカティーのお店をうちのサークルでは出すって話でしたけど、結局何杯分くらい発注すればいいんでしょうかね?
うーん。どうだろうね、まだ決まってないから分からないけど。
そうだったんですね…。たくさん発注しすぎて赤字にならないか心配です。企業とかってどうやって販売量とか決めたりしてるんですかね…。参考にしてみたいです。
企業では市場調査とかテスト販売を行ったうえで決めたりしてるから、企業によって進め方は違うと思うけど、ミクロ経済学では、「生産関数(等量曲線)」と「費用方程式(等費用線)」を使って最適な生産量を求めるという方法があったりするよ。
ミクロ経済学でも生産量を決める分析手法があるんですね。
そうだね、公務員試験でもよく出題されるから今日覚えてしまおうか!
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