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英語の動詞を使いこなす―和文・英文のリンク法―

⑴和訳と英訳の動詞の位置関係に注目する!

 多くの中学生が分かっているようで理解出来ていない部分といえば、動詞の部分だと思います。もちろん、短文ではそこまで意識する必要なく問題を解くことが出来ると思うのですが、不定詞やthat構文を絡ませた並び替え問題が出てきたときは多くの場合、混乱して間違えているケースが多く、実際に子どもが間違えていたのを見たことがあると思います。

 

 そこで、今回は、文の構造を間違えないよう「日本語訳における動詞の位置と、英訳における動詞の位置」をリンクさせて考えることが出来るような教え方を話していきたいと思います。

 

⑵指導のポイント

1,『動詞』と『形容詞』『名詞』などの単語を、動きがあるかどうか一緒に確認しながら区別出来るようにしてあげる

2,日本語訳と英文の例文の中で、『主語』と『動詞』はそれぞれどれかを一緒に確認する

3,英文が先に主語と動詞を前に置くことを説明する

 

 

 

⑶そもそも動詞とは?

 動詞とは、その名の通り主語の動作を示す言葉です。例えば、『走る』『遊ぶ』のような動きのある言葉で、『美しい』のような状態を表す言葉は形容詞として動詞とは異なります。動詞には走るなど動きがあります。一方で、美しいという言葉で動作を表すようにと問題を出してみても、動作はありません。また、英文の訳し方でも伝えましたが、どんな文章にもSとV(主語と動詞)があり、この二つの要素を見つけることが重要とも話しました。

 

 

⑷では、実際にどのように動詞を使いこなせるよう指導するのか?

 ここで、以下の問題を見てください。

[問題]次の単語を並び替えて文章を完成させよ。

あなたは医者になるために一生懸命勉強しなければならない。

[study/to/You/hard/have/to/become/doctor/a]

正答;You have to study hard to become a doctor.

 

この問題の語群には、have, become, studyと3つの動詞が存在し、どれがはじめのSとV(主語と動詞)になるのか分かりにくいです。しかし、英語と日本語の文章の順番の違いを伝えてあげるとそれだけで問題が解けるようになります。

 

 それは、日本語から英語にするときには、「~は」「~が」となる主語を文頭に置いて、次に、日本語の一番後ろにある動詞から順番に主語の後ろにおいていけばほとんどの場合並び替え問題は出来るようになるということです。

 

 今回の問題の場合、「勉強しなければならない」が日本語訳の最後に来ている動詞なので、それに対応する英単語を探します。すると、「勉強する=study」という動詞を見つけることが出来ますが、「~なければならない」という部分は「勉強する」という動詞を助けているため、助動詞であると考え、「have to」を使うと考えられます。そうすると、

「You have to study」

まで作ることが出来ると思います。その後も日本語訳の後ろの言葉から英語は前においていくので、「一生懸命→なるために→医者」という順番で英語を並べ替えていくと、

「You have to study hard to become a doctor.」が完成すると思います。もちろん、副詞などが入ってくると後ろから前にそのまま並び替えても間違えることがあるかもしれませんが、100%のために細かい部分も指導して英語嫌いになられるよりはシンプルに8割の理解でいいと思います。

 

 

⑸指導のタイミング

 今回の部分は1つの単元として取り上げるというより、問題を解いていくうちに子どもが混乱するポイントだと思います。そのため、1つの単元として指導するというよりは、様々な単元の問題を解いていく中で、生徒が混乱していると感じた際に指導してあげるのが、いいと思います。

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