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(家庭教師の疑問)効果的な褒め伸ばしの方法は?②

⑴解答が空欄だった場合はどう指導するか

 別記事で、(家庭教師の疑問)効果的な褒め伸ばしの方法は?①ということを伝えました。しかし、実際には問題を解けず、空欄のままで褒められる点がないということもあると思います。その時はどうするか。今回は、「共感」と「最低限のポイントの指導」という点から生徒がその単元の問題に対して一歩踏み出せるようにするための方法を伝えていきたいと思います。

 

 

⑵指導のポイント

1,出来なかったことに「共感」してあげる

2,「最低限のポイント」を見極めて指導する

 

 

 

⑶出来なかったことに「共感」する

 子どものころ、『なんでこんな問題も出来ないんだ』と両親や先生などに言われた経験はありますか?私も子どものころ言われ、私の場合は、それがくやしくてその悔しさをバネに勉強を頑張ってきました。

 

 しかし、そういったことを言われてそれをバネにやる生徒が全てとは限りません。実際、私が担当した生徒のなかには、両親に『なんでできないの?』『本当馬鹿なんだから』といわれて、それに反発するように勉強をしないという生徒もいました。

 

 しかし、そういった生徒に対しては、私が中学生のころ同じように難しいと感じたことを伝え、現状の大変さを共感してあげると話を聞き入れ、少しずつ問題に取り組み始めるようになりました。もちろん、子どもが親に反発してしまうのは人としての性かとは思います。しかし、そうはいっても子どもの時の私にとって解けない苦しみを共感してもらったときは、すっと気が楽になった感覚がありました。

 

 では、どの様に共感するか。まずは、自分が中学生のころのことを思い出してみてください。努力してようやく身に付いた部分がほとんどだと思います。その大変だった思い出も伝えながら、『あぁ、この単元か…。難しいよね。私も中学生のころ最初は全然意味が分からなかったな~。』と伝えてあげてください。そうすることで、なんで出来ないと否定されるよりも、共感してもらうことで生徒の気持ちも楽になり、次のステップである「最低限のポイントの指導」も行いやすくなると思います。

 

 

⑷「最低限のポイントの指導」

 それでは、生徒への共感のあと、どうするか。もちろん、難しいから諦めていいよとは言えませんよね。ただ、分からないこと全てを指導しても情報量が多すぎて結局分からないままになってしまいます。そこでまずは、その単元を学ぶ上で一番大切なことだけは理解できるようにポイントを絞って解説してあげるということを心掛けてください。

 

 たとえば、5W1H(Who, Whenなど)に代表されるような疑問詞の単元で多くのミスを発見したとします。その中でミスの一つが例えば、

[問題]次の日本語を英語にせよ。

あなたはいつその本を買ったのですか?

[誤答]What you buy the book?

[正答]When did you buy the book?

 

 この誤答では、疑問詞が違う、疑問文の形が出来ていない、過去形が作れていない、と3つのポイントでできていないと思います。もちろん、この一問の3つのポイントだけであれば、3つ全て細かく教えるということは生徒にとっても大きな負荷にはならないと思います。しかし、このようなミスも含め他の問題で多くのミスをしていた場合、全てを丁寧に教えるべきかというとそうではないと思います。

 

 では、この場合、最重要ポイントとして何を丁寧に指導するべきか?それぞれの疑問詞でしょうか?いいえ、そうではないと思います。疑問詞を暗記してもらうのも重要ですが、それをはじめに覚えると負荷が大きく、勉強への意欲が減退してしまいます。そこで、まず理解してもらうのは、疑問詞のある疑問文の作り方です。なぜかというと、作り方は、5W1hのような単語の暗記ではなく、本質的な理解が必要とされるからです。

 

 文章の作り方という基本が理解出来れば、5W1Hのような単語は、はじめはテキストを見ながら当てはめていけばいいだけなので、英単語の順番をどうすればいいのか分からないというストレスもなく、問題を解いていくことが出来ると思います。

 

 

⑸生徒に共感しながら共に学ぶ姿勢を見せていく

 どうでしたでしょうか?疑問詞については例を出してみましたが、他の単元についてはまた他のページで何がポイントなのか伝えていきたいと思いますが、大事なのは生徒の視点に立ったとき、どうすればストレスをあまり感じずにかつ効果の高い指導が行えるのかということだと思います。その部分は人によって異なるため、指導は難しいと思いますが、生徒のためにも一緒になって考えてあげられるといいですね。

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