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高校受験英語長文読解指導法①―逆接シグナルのbutに注目する

高校受験英語対策

⑴高校受験レベルなら論理構造を表すシグナルについて最低限覚えておく必要がある

 以前高校受験長文読解の指導法―論理関係を明確にするシグナルに注目する―という記事で、長文読解のコツとして、逆接構造を表す逆接シグナルや、言い換えシグナルなど、文章の論理構造を規定するシグナルを理解することの重要性について伝えました。全てを網羅すると大変でかつ、高校受験レベルだとすべては必要ないので、今回は、最頻出である逆説シグナルの「but」について、どの様な論理構造なのか、また、どの様に指導していくのかを伝えていきたいと思います。

 

 

⑵指導のポイント

1,逆接構造から分からない表現を推測することが出来る

2,日頃から簡単な文章の時こそ、「AしかしB」が、AとBが反対のことを表しているということを強調する

 

 

 

⑶単語の意味だけが重要ではない

 今回話すbutは、「しかし」という逆説の意味があります。そして、中学生でさえも知っているため、特に指導せずそのまま進んでしまっていると思います。しかし、今後長文を読み進めてもらう中でbutの前後で難しい表現があり、生徒が文章の意味を捉えられないということがあると思います。そのようなケースに備えて、平易な長文問題の時から、論理構造を意識した指導を行うことが重要です。

 

 

⑷対比構造から、分からない単語を推測できる

 例えば、以下のような文章があるとします。

例)I hung out with my girlfriend yesterday, but I studied English hard today.

 

 この文章には、butという逆接のシグナル、つまり、「A but B(AしかしB)」という論理構造が存在しています。butの前の文章にある「hung out」という表現は、もしかしたらあまり聞き慣れず、意味が分からないかもしれません。しかし、but以下の部分はどうでしょうか。「今日は英語を一生懸命勉強した」という意味だとはすぐに分かると思います。この「hung out」を○○と仮に置いておいて、日本語訳を作ってみると以下のようになるのは分かると思います。

「昨日は彼女と○○したが、今日は英語を一生懸命勉強しました。」

 

 すぐに辞書で調べるのも一つの手段ですが、テスト中は調べられないです。そこで、逆接構造から「hung out」を推測するという手段が必要になってくるのです。

 

 

⑸「A but B(AしかしB)」でAとBは反対のことを示している

 では、逆接構造からどの様に推測するかですが、これは日頃から日本語でいいので、文章がどの様な対比になるのか推測する力を鍛えることです。

 

 たとえば、今回の例文の場合、「今日は英語を一生懸命勉強した」の反対は、昨日は「他の科目を一生懸命勉強した」か、「息抜きをした」、「適当に英語を勉強した」などになると思います。そのような中で、「hung out」の後ろに「彼女と」という部分があるので、「適当に英語を勉強した」など勉強系はなくなるのかなと推測でき、「彼女と」ということは、「息抜きでどこか遊びに行った」のかなと推測することが出来ると思います。

 

 実際、「hung out」は「遊んだ」という表現なので、この常識に当てはめて推測を行うことで、語彙力が不足していても対処できると思います。

 

 

⑹単純な単語暗記だけでは対処できないときが必ずある

 まだまだ、中学生のレベルではbutの論理構造を頭でスッキリと理解出来ている生徒は少ないと思います。そして、単語も全て網羅して暗記することは困難だと思います。1対1で指導する家庭教師として、生徒が一人でも柔軟に解けるような応用力をつけさせてあげることが指導の上で重要になってきます。ぜひ、今後長文読解の指導を行うときは、単純な読み方だけでなく、先を見据えた読解法を指導してあげてください。

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