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(家庭教師の疑問)効果的な音読の宿題の出し方とは?

⑴長文問題を音読することで英語が得意になる!

 大学受験などを通り抜けた方々なら、英文の音読は重要だということはよく理解していると思います。音読による色々なメリットがあると思いますが、例えば読解問題の形式に慣れるという点や、様々な英語表現を長文のストーリーに関連づけて覚えることが出来る点、など数え切れないほどあると思います。

 

 では、中学生など生徒に対してどのように重要性を認知させ、音読をやってもらえるようにするか。今回は、私の家庭教師として経験からどの様にやるのが良いのか話していきたいと思います。

 

 

⑵指導のポイント

1,発音は授業中メモさせるようにする

2,英文と日本語訳を1文ずつ音読させるようにする

3,宿題として音読を課す時は、次回の授業で確認問題を行ったり、家庭と連携してやっているかどうかチェックしてもらうなど工夫する

 

 

 

⑶一緒に授業で復習した長文のみを音読させる

 受験生になると多くの読解問題を解くことになると思いますが、注意していただきたいのは、授業で解説していない長文は音読させなくていいということです。これは、まだ英語への基礎が完全に固まっていない中学生に解いた全ての長文を音読させても何も意識しないで音読をしてしまい、時間の無駄になってしまうからです。そうであれば、授業で一度理解してもらった長文をより多く音読してもらうことで、授業での解説を生徒自ら再現できるようになることが英語上達に繋がると思います。

 

 

⑷読解問題の解説後、一緒に音読をして発音を確認する

 生徒の音読が進まなくなる要因としては、分からない表現が多いということと、読み方が分からないものが多くストレスがたまるという点だと思います。

 

 そのため、読解問題の解説後は一緒に音読をして、発音を確認しながら一人でも音読出来るようにさせましょう。その際、発音は忘れてしまわないように難しい単語は各単語の上部に片仮名で発音を書くのもいいと思います。ただ、分からない表現に関してはすぐ近くには書かずに、違うノートや、隣のページに書くなどして、音読中まずは自分で意味を再現する習慣をつけさせることが重要です。

 

 

⑸音読中は英文と日本語訳をリンクさせる

 では、実際にどの様に音読をさせるかですが、まずは一文英文を読んだら、その部分の日本語訳を考えてもらい音読してもらう方法が一番効果的です。やはり長文読解のために音読を行うため、日本語に訳せないと音読を行う意味が半減してしまい、また、日本語訳を作ってもらうなど頭を使うような音読にしないとただ漫然と英語を読んでいるだけになってしまい効果が薄れてしまうからです。

 

 

⑹何回くらい音読をさせるのが良いか

 絶対的な回数は確定できませんが、私の場合は、1回の授業で1つの長文解説を行ったら、その長文は次の授業(1週間後)までに10回は行ってくるようにしてもらいます。10回という数字が多いか少ないかは生徒によって違いますが、10回であれば何日かに分けて宿題をやってきてもらえるため、実際に生徒の記憶にも定着しやすい感じがあるので、ちょうどいいくらいかなと感じます。

 

 

⑺生徒が音読の宿題をやってきたか測るのが難しい

音読の重要性は分かると思いますが、実際には生徒が音読の宿題をやってきたかどうかを調べるのが難しいと思います。あまり生徒を疑うことも良くないので、難しい所ではありますが、私の場合は、次の授業でその長文の内容についていくつか質問して、本当に音読をやってきたかどうかを確認しています。また、時間のあるときは授業の最初に音読をしてもらってスラスラ読めているかどうか抜き打ちで確認することで緊張感を高めてしっかりと忘れないようにしてもらっています。また、家庭と協力して、ちゃんと音読をやっていたかどうかを確認するということも以前は行っていました。

 

 宿題としては出しづらい音読ですが、重要な学習手段だと思います。今回の記事が生徒の成長をサポートする際の参考になればと思います。

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