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分かりにくいを分かりやすいに

受験生や塾講師、家庭教師、資格試験を控えた社会人に向けて情報発信を行うサイトです。

Tutoring For EveryOne

元家庭教師で現職公務員による分かりやすさを追求した全ての学ぶ人のためのサイト

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担当生徒が理解の遅い子だった場合はどうするか?

⑴家庭教師の仕事をしていると理解の遅い子を担当することがある

 今回は、特に理解の遅い生徒を担当することになった時の対処法について話していきたいと思います。実際に家庭教師を頼む家庭の生徒には塾の授業にもついていけず、一般的な他の生徒より理解度が遅い子もいます。(もちろん、頭の回転が速い子もいます!)

 

 そしてその中には、自分としては丁寧に指導して何度も同じことを分かりやすく説明しているのに、全く理解してくれない生徒がいると思います。そして、家庭教師は個人で働くため、なかなかその大変さを共有できず、ストレスが溜まってしまうこともあると思います。

 

 今回は、そういった生徒に対してどのように対応していくのか、両親との話し合いも含めて話していきたいと思います。

 

 

⑵何度説明しても分かってもらえないと指導する側としてもストレスが溜まってしまう

 

 私自身、以前今まで自分が経験したことのないくらいの理解の遅い生徒を担当することがありました。その生徒を担当する前は私自身も中学時代はそこまで勉強が得意なタイプではなかったため分からない子の気持ちが分かると思っていましたが、実際に担当してみると、自分はこんなに分かりやすく伝えているつもりなのになんで理解してくれないんだろうといつも悩んでいました。例題をノートにまとめて、手順も一つ一つ明確にして同じ手順で解くことを伝えてもはじめは分かってもらえず、この「式の中のこの部分が答えだから、この問題の式の同じ部分が答えになるよ」といっても分からず、当初は指導する側としても毎回ストレスが溜まってしまうことも多くありました。

 

 

⑶家庭教師以上に生徒はストレスをためている

 しかし、私自身あることがきっかけで前向きに取り組むようになりました。そのきっかけとは、ある時、指導中に生徒が頭を抱えて辛そうにしているのを見たことでした。その時、一番ストレスがたまるのは自分ではなく、上手く物事を理解出来ない生徒自身ではないと感じました。

 

 家庭教師は授業時間だけストレスがたまるだけですが、生徒は学校や家庭内など色々なところで勉強が出来ないことで何とか現状を打破したくてもうまくいかないことで色々とストレスをためていているのだと感じました。

 

 

⑷「継続」を意識した授業を心掛けた

 生徒のそのような姿を見たことで私自身も家庭教師として何とかしてあげたいという気持ちが強くなりました。そこで私は、その生徒が少しでも解ける問題を増やしてあげたいという想いで、公式や決まりをしっかりと自分で使いこなせるようにさせるため何度も何度も教え、計算演習を繰り返させ、忘れてしまっていたらまた教えるというプロセスを何度も繰り返しました。当時中学2年生になる前だったその生徒は、小学校の分数から始め、政府の数など何度も何度も繰り返しました。特に上手く理解が出来ない単元だと1か月以上同じ部分を繰り返し解いて十回以上は同じことを言っていました。

 

 その結果、進度は遅くとも一つ一つ理解しながら進めていくことができ、本人も分かる部分が増えたと言って以前より自信をもって勉強に取り組むことが出来ているようになりました。

 

 

⑸どんな子でも、何十回もやれば理解出来るようになる

 確かに何度も同じ単元を繰り返し指導することになると進度もおそくなり、本当に効果があるのか分からない状態の中でいったん止まって復習するのは家庭教師としても不安なことだと思います。

 

 しかし、何度もやれば理解が遅い子でも絶対に覚えるようになります。そして、その子の今後を考えたとき、進度が早めていつも新しい単元をやって分からない体験(ストレス)を蓄積させるよりも、1つでも分かる部分を増やして自信をつけさせていくことが本人にとってもプラスになると思います。だからこそ、指導する立場として根気強く繰り返すことで本人のためになる指導を行うことが出来ると思います。

 

 

⑹両親との話し合いが必要

 最後になりますが、根気強く何度も繰り返して指導する際は生徒の両親に報告しておくのがいいと思います。事前にこういう方針でやるということを伝えることによって、進度が遅くても理解はしてもらえると思いますし、生徒の理解が遅いことを把握しきれていない両親もいることがあるので、事前に報告することによって円滑に授業を進めることが出来ると思います。

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