読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

家庭教師が教える!簡単学習法

受験生や塾講師、家庭教師、資格試験を控えた社会人に向けて情報発信を行うサイトです。

Tutoring For EveryOne

家庭教師が教える分かりやすさを追求した全ての学ぶ人のためサイト

【スポンサーリンク】

大学受験英語長文読解指導法④―in other wordsなどの言い換えシグナルを理解する―

大学受験英語対策

⑴言い換えシグナルも抽象と具体を見分けるのに役立つ

 以前大学受験英語長文読解指導法①―シグナルでコツをつかむ!―という記事で、長文読解は論理構造を明確にするシグナル(butやbecauseのような)を意識することで、分からない単語や表現があっても推測できるようになるということを話しました。そして、前回,前々回と、代表的なシグナルである逆接シグナル具体例シグナルについてまとめてみました。今回は、少しなじみは薄いですが、抽象と具体を見分けるのに役立つ言い換えシグナルについてまとめていきます。

 

⑵代表的な言い換えシグナル

A,B

AつまりB

A ― B

AつまりB

A that is B

AつまりB

A in other words B

A言い換えるとB

A : B

AつまりB

A that is to say B

AすなわちB

A namely B

AすなわちB

 

 

⑶どのように言い換えシグナルが使われているのか?

 たとえば、表の上から2つ目の比較的見ることが多いシグナルである「A ― B」で考えてみましょう。以下の文は2016年の早稲田大学政治経済学部の入試問題大問1の文章の一部分です。(全文はThe Economistに載っていたので、興味のある方はリンク部分を押して確認してみてください)

 

Several psychologists, including Daniel Kahneman, who was awarded the Nobel prize in economics in 2002 for his work on how people make decisions, think that the mind uses two separate cognitive systems—one for quick, intuitive decisions and another that makes slower, more reasoned choices. These can conflict, which is ~

 

 難関大学レベルになるとこういった一文自体が長い文章を使ってくるので大変なところですが、今回は言い換えシグナルの「A ― B」にだけ注目してみてください。(三行目)

 言い換えシグナルがあることが分かると、文章を読む前からこの段落全体の構成が理解出来るようになります。つまり、―前後で言い換えがなされている抽象と具体の一般的な長文の展開だということが一瞬で分かるようになります。そういったことを念頭におきながら本文をみると、所々分からない単語があってもある程度意味は推測できるようになると思います。

 

⑷何度も繰り返しシグナルを意識させる指導を行うことが重要

 もちろん、一回教えたからといって生徒がすぐに実践で完璧に使いこなせるわけではありません。しかし、私自身、何度も何度も意識して問題を解いたことで、「無意識にシグナルを意識して」論理構造を把握し、全体の要旨を捉えることが出来るようになりました。そのため、生徒が文法や単語はある程度大丈夫だけど、長文読解が出来ないという場合は、子のようなシグナルを意識させる授業を行うとすらすらと読解が出来るようになってくると思います。

 

⑸参考

The Economist(2014), When moral dilemmas are posed in a foreign language, people become more coolly utilitarian

http://www.economist.com/news/science-and-technology/21602192-when-moral-dilemmas-are-posed-foreign-language-people-become-more-coolly

 

【スポンサーリンク】