分かりにくいを分かりやすいに

受験生や塾講師、家庭教師、資格試験を控えた社会人に向けて情報発信を行うサイトです。

Tutoring For EveryOne

元家庭教師で現職公務員による分かりやすさを追求した全ての学ぶ人のためのサイト

【スポンサーリンク】

速読の手順を理解しよう!―大学受験英語長文読解勉強法

 

 

 

はじめに

以前これから長文読解対策を行う受験生必見!3つのコツを意識して対策を行おうという記事で、英語の長文読解対策として意識したいこととして『英語の文構造』、『7つのつなぎ言葉(Transition words/phrases)』、『9つの修飾ルール』というの3つのコツがあるということを話しました。

 

長文読解で押さえておくべきポイントとしては大きくこの3つで大丈夫なのです。ただ、実際に試験中に文章読解を行うとなると、しっかりと文章を読み込むための精読だけでなく、時間内で読み切る速読の力も必要になってきます。ただし、受験生の中にはただ単に早く読むことを速読だと勘違いしているケースもあり、時間内に文章全てに目を通すことはできても、正答にたどり着けないという人もいます。

 

速読とは、時間内に正答にたどり着くための読解の方法です。そこで今回は、どの様な流れで速読を行うのか、一つ一つ丁寧に解説していきたいと思います!

 

 

速読は4つの手順を踏んで行う!

 速読とは、先ほども話したように文章の概要を理解し、時間内に正答にたどり着くための読解の方法です。そのためには読み方の手順があり、一文一文を読み進めるうえで以下の4つの流れで読んでいくと結果的に素早く読めるようになります。

[効果的な速読の手順]
①文章の動詞を明らかにする
②文章の主語を明らかにする
③文構造を明らかにする
④修飾ルールを整理する

 

 

具体的に4つの流れを理解する!

では実際にどの様な流れで速読を行うかですが、簡単な例文を使って考えていきたいと思います。以下の例文を見てください。途中を抜粋しているため理解しにくいとは思います。早稲田大学の入試過去問で用いられていた文章の一文を抜粋してきたものなので、このような一文がこれくらいの長さの文章がたくさん連なった文章が出題されます。

図1;英語をスラスラ読める人の思考回路

それでは具体的に説明していきたいと思います。始めに見るポイントとしては、一文の中でどれが動詞になるかということです。動詞は基本的に全ての文章に少なくとも1個はあるため、さらに他の品詞(例えば名詞や形容詞)などとは異なり、そう数が多くないため、語彙力がそれなりにあればすぐに見つけられるようになります。この際、『9つの修飾ルール』を用いると、どれが動詞になるのかという判断することが出来るようになります。

 

動詞が分かったら次に見るポイントとしては、主語となる名詞を見つけるということです。主語も動詞同様、基本的に1文に1個はあり、かつ動詞の前にくるため見つけやすいです。この時も『9つの修飾ルール』を用いておくと主語となる名詞に対して修飾語として何が掛かっているのかを俯瞰することが出来ます。

 

その次に見るポイントは、動詞より後の文構造を明らかにするということです。動詞より後は、この後話す基本5文型のどれかに分類されるので、5文型の判別の仕方に沿って明らかにします。

 

そして最後は、『9つの修飾ルール』と、前置詞や副詞などの語句に注意しながら全体を訳していきます。より完璧に訳せるようになりたいという場合は高校時代に学習した細かい文法など覚えていかなければいけなくなってしまいますが、文章中に出てくる文法は大体決まっており、『9つの修飾ルール』をしっかり覚えていればかなり対応できます。さらに次の一文で難しい文法や語句が出てきた場合にも、『7つのつなぎ言葉(Transition words/phrases)』を理解出来ていると意味をある程度推測できるようになり、スラスラと読むことが出来るようになります。

 

 

『英語の文構造』とは?

最後に、先ほど出てきた『英語の文構造』について少し触れていきたいと思います。『英語の基本5文型』とは、図2のような英文の語順のルールのことです。1,スラスラ文章を読める人はどう読んでいるの?でも少し触れましたが、基本5文型に形容詞や副詞、前置詞などの修飾語や、『7つのつなぎ言葉(Transition words/phrases)』、『9つの修飾ルール』といった修飾ルールをくっつけることで英語の一文が出来上がっています。

f:id:bestkateikyoushi:20170410203932j:plain

図2;英語の基本5文型

図2の基本5文型を理解しておくことで、どの部分が修飾語句なのかがしっかりと理解できるようになります。もちろん完全には理解してなくても何となくでも訳すことが出来ることも多いと思いますが、基本5文型を全くわからない状態だと、修飾ルールは理解していても一文全体を上手く訳すことが出来なくなってしまします。

図3;基本5文型詳細

基本5文型は上記の5つとなります。特に、補語は文章中に「S=C」、「O=C」と他の品詞と意味がイコールになるので、(例えば、she is beautiful「彼女=美しい」のように)他の文型と区別しやすいと思います。

 

 

どの様に勉強するのか?

最後に、どの様に速読力を伸ばしていくかについて話していきたいと思います。基本的には速読の方法についてだけ詳しく説明している参考書は少ないため、今持っている長文読解の演習用の参考書で速読を意識して行えば良いと思いますが、以下に長文読解でオススメの参考書と、語彙力強化と速読演習がセットでできる単語帳を紹介していきたいと思います。

 

速読演習用オススメ参考書①

 

速読演習用オススメ参考書②

【スポンサーリンク】