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早稲田政経英語過去問大問1~3対策4―短文並べ替え問題コツ②代名詞で選択肢を見分ける!

⑴代名詞を見分けるコツをつかむと短文並び替え問題が解きやすくなる!

    以前、早稲田政経英語過去問対策②―短文並べ替え問題を攻略する!―という記事で、早大政経の入試問題では頻出の短文並び替え問題の解き方のコツについて概要を話しました。

 

    今回は、3つのコツのうちの1つである、「代名詞を見分ける」ということについて、例題を使いながら具体的にどう利用するのかを見ていきたいと思います。3つのコツのうちの一つであるシグナル(つなぎ言葉)を利用する方法については早稲田政経英語過去問対策③―短文並べ替え問題コツ①シグナルを利用する!という記事を確認していただければと思います。

 

 

⑵記事のポイント

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⑶代名詞とは何か?

    そもそも代名詞とは、名詞の代わりに使われる単語で、theyやitのような同じ名詞を何度も言う煩わしさを避けるために使われる言葉です。そのほかにも、代名詞一覧がweblioから出ているので、忘れてしまった方は見ていただければと思います。

 

    ただ、実際によく大学受験レベルとして出てくるのはweblioのサイト上で中学生水準以上の部分だけがほとんどです。

 

    それでは、実際の文章でどのように使われるかですが、以下の文章を見てください。

 

Frankly admitting that these cities are not going to return to their former population size anytime soon, planners and activists and officials are starting to talk about what it might mean to shrink well. After decades of worrying about smart growth, they’re starting to think about smart shrinking, about how to create cities that are healthier because they are smaller. 

(HARVARD Kennedy Schoolより引用)

 

 上記の文章の赤くなっている単語がそれぞれ代名詞です。一つ目のtheseはこの前文の名詞を指し示しているため、今回は考えなくていいです。

 

    それでは、2つ目のtheirは何を指しているかですが、これは、同じ文中にあるthese citiesを指します。

 

    次のtheyは何を指しているかというと、これは一文前のplanners and activists and officialsを指します。

 

    最後のtheyは同じ文中のcitiesを指しています。(書き忘れていましたが、itはtheir former population sizeを指し示しています。)

 

 このように代名詞に注目してみていくと、いくつか代名詞で選択肢の順序を見分けるポイントが見えてきます。

 

 一つ目は、代名詞は、同じ文中の前か、一文前にある名詞を指し示すという点です。

 

    もちろん、二文前にある可能性もなくはないですが、大学受験レベルの記事は一文一文が長く、二文前まで戻るのは、読み手にとって大きな負担となります。大学受験で使われる記事は通常読み手に負担なく読んでもらうためのプロのライターの記事のため、代名詞の指し示す名詞がかなり前にあるということは滅多にないです。

 

 二つ目は、代名詞を含む文章が、直前の(代名詞が指し示す名詞を含む)文章と似た形を取っていることが多いということです。

 

    これも全てではないですが、同じ文章の形で代名詞が出て来たら、十中八九指し示す名詞は同じ文章の形をしています。例えば、上記の例でいうと、「planners and activists and officials are starting to talk about what it might mean to shrink well. After decades of worrying about smart growth, they’re starting to think about smart shrinking~」です。「planners and activists and officials」も「they」も後に「are starting」が続きます。こういった時は、代名詞が指し示す名詞は、代名詞のある品詞と同じ場所にあるます。

 

 

⑷実際にどのように代名詞を活用できるか

 具体的に代名詞を用いて短文並び替え問題を少しやってみたいと思います。以下の短文並び替え問題を見てください。

問)次の文章を適切な順序に並び替えよ。

1, A rather counterintuitive one was reported in a paper published last year in ABC, a journal.

2, In it, Kazu, of DEF University in Japan, and his colleagues found that the language also influences people’s judgments.

3, There are other ways to influence people’s judgments, too.

(早稲田大学政治経済学部過去問から引用、例題として一部変更)

 

 まず、上記の選択肢の中の代名詞を赤くしてあります。各選択肢に代名詞があります。できれば、この前後の文章も付け加えるとより分かりやすくなると思いますが、今回は、代名詞だけで解く方法のため、省略しました。

 

 それでは、代名詞を使った解き方ですが、まず、それぞれの代名詞が何を指しているかを考えてみて下さい。

 

 ここでは、itに注目してみてください。itは単数名詞の代わりとして使われる代名詞ですが、選択肢2では、itははじめの方にきているため、選択肢2の中にはitとなる名詞がないことは分かると思います。

 

    次に、単数名詞のため、選択肢3に続くことはないことは分かると思います。というのは、選択肢3には単数名詞がないからです。そうなると、選択肢1の後に続くか、それとも、一番初めに並べられるかになります。そこで、選択肢1を見ると、「in paper」や、「in ABC, a journal」など、⑵の2つ目のポイントとして伝えたように、代名詞を含む文章の形が似ているのが分かります。代名詞は直前の文章にある名詞をとることから、まず「選択肢1→選択肢2」という順序を作ることが出来ます。

 

 

⑸最後に

    最終的な正解としては、「選択肢3→選択肢1→選択肢2」となるのですが、今回は、「選択肢1→選択肢2」の作り方までで止めておきます。というのも、「選択肢3→選択肢1」という流れは、最後に短文並び替え問題のコツとして伝える「抽象的な選択肢と具体的な選択肢を判別する」で簡単に解くことができるからです。次回は、最後のコツを理解して、どの様に解いていくのかについて話していきたいと思います。

 

 

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早稲田大学(政治経済学部) (2017年版大学入試シリーズ)

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