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英語で点数を上げるために言い換え表現を覚えよう!―大学受験英語長文読解勉強法

 

 

 

難関大の試験になればなるほど言い換え表現が正答へのカギとなる!

これまで、早稲田法英語過去問対策6―選択肢と本文の言い換えに注目する―という記事などでも話した通り、大学受験の英語の問題では、選択肢と本文で言い換えが行われているケースがほとんどです。また、これは大学受験に限らず、英語の検定試験でも同様で、本当に受験者は文章を理解出来ているのかどうかを試すために、言い換えを行うことによって、勘では解けないような問題を出題してきています。むしろ、難関大の試験になればなるほど正答は本文の内容が言い換えられて選択肢になっています。それくらい超重要です。

 

そこで、今回は実際の試験問題を見てどの様に本文と選択肢でどの様に言い換えが行われているのか、そしてどの様に対策を行っていけば良いのかについて話していきたいと思います!

 

 

大きく3つのタイプの言い換え方がある!

まず、どの様に言い換えが行われているかですが、大きく以下の3つのタイプに分類できます。

①同義語の言い換え
②否定形による言い替え
③一般化(/具体化)による言い替え

 

 

①同義語の言い換え

一つ目の「同義語の言い換え」とは、似た意味を持つ単語や表現の言い換えです。例えば、以下のように本文と選択肢で同義語の言い換えが行われています。

 

[本文]

~~, but she came to see that it was undergoing a transformation far more radical that anyone could have predicted.

 

[選択肢]

~ tells us that the social practice of marriage is now changing in a way that is more profound that ever an expert like Stephanie Coontz anticipated.

 

(早稲田大学法学部2016年度入試問題より抜粋)

 

本文と選択肢それぞれの最後の部分を見てみると、「predict」と「anticipate」と「予想する/予測する」という意味で、同義語になっています。例えばもし選択肢も本文と同じ「predict」が使われているとすると、同じ単語があるからと勘で正解が出来てしまう可能性があります。大学受験は点数を取らせるための試験ではないため、出題者としては単語の理解ができていない受験生が間違えるように同義語を用いて本文と選択肢を出来る限り違ったようにみせます。そのため、このような同義語を見抜くことが出来ると、同義語の言い換えから選択肢を絞りやすくなり、効率的に問題を解けるようになります。

 

 

②否定形による言い換え

二つ目の「否定形による言い換え」とは、否定形を使って本文と選択肢で同じ意味の言い換えを行うことです。例えば、日本語で例を挙げると、「彼は怠惰だ」=「彼は一生懸命に勉強しない人だ」のように否定形を使いつつ、同じ意味になるように言い換えが行われていることがあります。

 

これは正答になるのか判断に困る選択肢の一つですが、もし他の選択肢が明らかに間違っている場合や、文脈で判断した時に否定形を用いても意味が通るという場合正答になるので、否定形による言い換えが選択肢に出てきた際には他の選択肢も熟考して、慎重に選んでください!

 

 

③一般化(/具体化)による言い換え

三つ目の「一般化(/具体化)による言い換え」とは、本文の内容を一般化した表現や具体化した表現など言い換えることです。これが一番難しいと思いますが、例えば、以下のような形で言い換えられていることがあります。

[本文]

What Coontz found was even more interesting than she’d originally expected. In her fascinating Marriage, a History: From Obedience to Intimacy, or How Love Conquered Marriage, she surveys 5,000 years of human habits, from our days as hunters and gatherers up until the present, showing our social arrangements to be more complex and varied than could ever seem possible. She’d long known that the Leave It to Beaver–style family model popular in the 1950s and ’60s had been a flash in the pan, and like a lot of historians, she couldn’t understand how people had become so attached to an idea that had developed so late and been so short-lived.

 

[選択肢]

~ introduces Stephanie Coontz’s finding, which suggest that the marriage structure that was common in the mid-20th century has a rather short history.

 

(早稲田大学法学部2016年度入試問題より抜粋)

 

上記の選択肢には「the marriage structure」(結婚の構造)という表現がありますが、本文中にはありません。本文では、具体例として結婚の形態の歴史についてあげており、これらを一般化して「the marriage structure」と選択肢で言っています。このような言い換えの時はこれまでの2つのポイントとは異なり、文章理解の比重が大きいため難易度は高くなってきます。

 

基本的には、本文で具体的に説明された内容をthe marriage structure」のように簡単な一般的な表現で短く説明することが多いですが、本文の一般化された表現を具体的に選択肢で説明していることもあります。「一般的な表現(抽象表現)=具体表現」となる部分をおさえながら選択肢を検討していくといいと思います!

 

 

言い換え問題の対策方法は?

これまで本文と選択肢で大きく3つの言い換えのされ方があるということを話しました。3つ目の「一般化(/具体化)による言い換え」については本文を読み解いて内容を理解することがポイントになるため、語彙力や文法を出来る限り覚えて長文読解に慣れていくことが正答率を上げていくための一番の近道になります。

 

しかし、1つ目と2つ目のポイントについては、単語や熟語の丸暗記を行えれば対処でいないこともないのですが、一般的な単語帳ではなかなか言い換え表現を重点的に覚えることができないと思います。そこで私が言い換えに慣れるために使っている参考書として、「TOEIC TEST 単語特急3 頻出語言い換え集」があります。また、他にもいくつか言い換え用の参考書があるので、下記に記載しておきます。

 

 

言い替え問題に特化した参考書で、どの様に言い換えを行われているのか、どの様な手順で言い換え問題を解くのか具体的に書いてくれているため、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

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