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早稲田文化構想学部英語過去問大問3対策5―シグナル(つなぎ言葉)を把握する!―

⑴はじめに

 以前、早稲田文化構想学部英語過去問大問3対策3―「短文の空欄補充問題」の対策の方法を知る!―という記事で、早稲田文化構想学部英語の大問3において「短文の空欄補充問題」という問題があり、その対策のために、「比較構造を見抜く」、「シグナル(つなぎ言葉)を把握する」、「代名詞を見分ける」という3つのコツを理解することが重要ということを話しました。

 

 今回は、その3つのコツのうちの一つとして、「シグナル(つなぎ言葉)を把握する」ということについて詳しく説明していきたいと思います。

 

 

⑵記事のポイント

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⑶シグナル(つなぎ言葉)とは?

 シグナルとは、英語でtransition words/Phrasesと呼ばれるもので、日本語でいう「つなぎ言葉」というものです。シグナルとは、butやbecauseのような文と文を繋ぐつなぎ言葉で、これ二つ以外にも数多くのシグナルがあります。詳しくは、大学受験英語長文読解指導法⑨―文章が読みやすくなるシグナルまとめ―に代表的なシグナルすべてをまとめてあるので確認してみていただければと思います。

 

 上記のシグナルの表現自体はほぼすべて理解しているかもしれません。しかし、重要なことは、シグナルの前後の論理関係を理解することです。シグナルは逆説シグナルや具体例シグナル、言い換えシグナルなど数多くのシグナルがあるので、以下の記事を参考にしてもらえればと思います。

 

大学受験英語長文読解指導法①―シグナルでコツをつかむ!― 

大学受験英語長文読解指導法②―butなどの逆接シグナルを理解する― 

大学受験英語長文読解指導法③―for exampleなどの具体例シグナルを理解する― 

大学受験英語長文読解指導法④―in other wordsなどの言い換えシグナルを理解する―

大学受験英語長文読解指導法⑤―alsoなどの追加シグナルを理解する― 

大学受験英語長文読解指導法⑥―becauseなどの原因結果シグナルを理解する―

大学受験英語長文読解指導法⑦―whileなどの対比シグナルを理解する― 

大学受験英語長文読解指導法⑧―first of allなどの列挙シグナルを理解する― 

 

 

⑷実際にどのように問題を解くのか?

 では、実際に問題を見ていくとどのようにこの「シグナル(つなぎ言葉)」を考えていくことができるかです。2016年度の早稲田文化構想学部の大問3の一部を下記に抜粋しました。

[選択肢](一部)

1, As of 1800, no society had successfully built and sustained a city of more than two million people.

2, But solving the problems of clean drinking water and reliable waste removal changed all of them.

3, Could the same pattern play out with sewers?

4, If you look only at today’s Chicago or London, the story of the past century and a half seems to be one of incontrovertible progress.

 

[本文]

~~ Many reasonable observers of urban life in the middle of the 19th century were convinced that cities were not meant to be built on this scale, and that London would inevitably collapse back to a more manageable size, as Rome had done almost two thousand years before. (      ) By the mid-20th century, cities such as London and New York were approaching ten million inhabitants, with life expectancy and infectious disease rated that were far lower than their Victorian antecedents.

 

(※東進過去問データベースより)

  

 上記の本文の括弧の中に選択肢1から4の中でどれが入るのか「シグナル(つなぎ言葉)」を意識して考えてみてください。

 

 短文の空欄補充問題を考えるうえではじめに行うことが、括弧の前後の文章の前後関係を理解することです。まず、括弧の前の文章を見てみると、「19世紀中ごろには、ロンドンは大都市を維持していくのは難しく、ローマ帝国時代のローマのように維持できる規模に収束してしまうだろう」と考えていたと考えています。

 

 しかし括弧の後の文章はどうでしょうか。「20世紀中ごろには、ロンドンやニューヨークなど大都市の規模は拡大して、過去衰退した都市と比較しても衛生環境は良くなった」という逆のことが書いています。つまり、括弧で話の内容が逆になっているのです。

 

 このような話の流れから、括弧の中には「しかし」、「~に反して」など逆説の言葉が来ると推測できます。その結果、選択肢の1が正しい選択肢ということが分かるようになります。

 

 

⑸最後に

 シグナルに使われている語句や表現自体はそれほど難しくなく、大部分は暗記していると思います。しかし、重要なのは各シグナルがどのような前後の論理関係を規定して、実際に自分でその論理の流れをつかめるかどうかです。本記事の真ん中あたりにもURLを載せておきましたが、各シグナルの論理関係について細かく書いてあるので、確認してみてください。

 

 

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