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公務員試験の面接を合格するためには?―落ちないための面接対策

 

 

公務員試験の面接とは?

公務員試験では一次試験の筆記試験を通過しても、二次試験以降の面接試験で良い結果を残せないと公務員になることはできません。受験生すべてがそういうわけではないですが、公務員試験を受験する受験生は民間企業への就職活動を行う学生に比べて人前で話すのが苦手と感じる人も多い感じがするので、合格できるか心配な受験生も多いと思います。

 

しかし、公務員試験ではいくつかの軸に沿って出来る限り客観的に受験生を評価して定量的に合格者を決定しているため、ポイントをしっかりと理解出来れば合格できるようになります。

 

 

評価の軸は5つある!

ではそもそも、実際にどの様なポイントで評価されるのかですが、各自治体公表はしていませんが、基本的には5つの軸で受験生を評価しているとされています。

⑴容姿/態度

・服装や姿勢、挨拶、

・言葉遣い、動作の素早さなど

⑵表現力

・話す内容の一貫性

・簡潔に述べているか

⑶堅実性

・意志の強さがあるか

・忍耐力はあるか

・信頼できる人柄か

⑷協調性

・他人と協力する姿勢はあるか

・人の意見を尊重しているか

・集団内の役割を自覚しているか

⑸積極性/独創性

・困難を克服できそうな性格か

・向上心はあるか

・行動的な性格か

・新たな視点をもって行動出来るか

 

 

面接では短い時間の中で面接官に自分の長所を最大限知ってもらうことが重要になります。ただ、長所を知ってもらうと言っても相手が求めていない能力を伝えても評価はされません。質問内容にもよりますが、例えば長所は何か問われた際に、「○○という課題に対して○○という方法を用いてメンバーと協力して解決することが出来ました」と協調性のある人間で、課題に対して自分で考えて行動できる積極性のある人間だと印象付けることができます。話す内容については月並みなことでも大丈夫です。重要なのは、月並みだけど直面した課題に対してどのように対応したかをしっかりと(簡潔に)伝えれば、面接に落ちることはないです。(まぁ、緊張もあるのでそこをしっかりと伝えることが難しいとは思いますが...!)

 

上記の5つの評価ポイントは基本的にどこの自治体でも同じで、個別面接でも集団面接でも同じです。最終的に点数は開示されることもあり、合格点がどの程度なのか分かるのですが、ボーダーラインとしては5.5~6割くらいだと思います。全体に公表している千葉市の場合、行政Aは最終試験で200点満点中合格最低点が113点でした。また、東京都のある自治体では、400点中240点で最終合格だったので400点が最高点だとしたら、6割くらいがボーダーではないかと感じます。つまり、5段階評価で3と4を取れていれば合格はできるということです。そう考えるとそこまで難しくない気もしてきませんか?普通の人でも、ポイントをおさえて面接官に自分の強みを伝えることが出来れば、合格できるチャンスは十二分にあると思います!

 

 

面接ではどの様に話せば評価が高まる?

それでは実際に面接の際にどの様に自分の考えを伝えると評価が高まるか、つまり表現力の部分でどの様に高得点を取るかですが、グローバルスタンダード(世界基準)、つまり誰にとってもわかりやすい論理展開で自分の言いたいことを伝えることで、面接官が理解しやすく面接に合格できるようになります。

 

図1;面接で合格するための伝え方

図1のように、はじめに質問内容に直接の答えとなる「言いたいこと」を簡潔に答え、二言目以降で「言いたいこと」を補完するより具体的な経験などを説明することで裏付けし、最後にまとめとして「言いたいこと」を伝えるという構成です。最後のまとめでは、公務員になった際の抱負を付け加えることもあります。

 

より具体的に説明すると例えば、「なぜ志望したか?」という質問がされた場合、上記の「抽象(言いたいこと)➡具体(経験)➡抽象(まとめ)」を用いて簡単に説明すると、以下のようになります。

 

[面接を合格できる伝え方]

①言いたいこと

「私は市職員として○○という課題に対処したいと思い志望しました。」[抽象]

②経験

「私は学生時代、~というプロジェクトに参加し、○○という課題を実感しました。[具体]

③まとめ

「私も市職員として、○○の解決に向けて仕事をしていきたいと思います。[抽象]

 

一つの質問に対して回答時間は30秒から1分くらいが丁度いいと思うので、②の経験は出来る限り具体的に説明すると、面接官が興味を持って聞いてくれるようになります。逆にあまり良くない伝え方としては以下のように経験を一言目から話し始めて、志望動機が何か不明確な状態で話し始めてしまうことです。

 

[良くない伝え方例]

私は市職員として○○という課題に対処したいと思い志望しました。私は学生時代、○○市にある商店街の方々と協力して、○○を行いました。その時に、○○という課題を実感しました。私も市職員として、○○業務に携わり、○○の解決に向けて仕事をしていきたいと思います。

 

日常会話の仕方としてはオチ(志望動機)が最後に来るため面白いとは思いますが、面接では相手に聞かれたことを明確に答えることが重要になってきます。面接対策として事前に想定される質問に対する答えをある程度考えると思いますが、「抽象(言いたいこと)➡具体(経験)➡抽象(まとめ)」でまとめておくことで、自分の伝えたいことの流れを統一することができ、記憶しやすいです。

 

 

面接で緊張しないようにするためには?

最後に面接で緊張しないようにするためにはどうすれば良いかですが、残念ながら100%緊張しないようにするのは難しいと思います。僕も面接当日は何度面接を経験しても緊張しました。ただ、緊張してもしっかりと伝えることはできます。そのためには当日までにしっかりと準備を行い、自信をつけるということが重要になってきます。

 

僕も受験生当時は想定される質問ごとにスクリプト(=台本)を作って自宅や通学中などで暗記できるよう何度も音読を行いました。音読を行うと、自分で作った時には感じなかったおかしな表現や分かりにくい表現などに気が付き、修正することが出来ます。また、スクリプトを読まなくても暗記できてしまえば、準備している安心感で緊張もいくらか和らぎます。

 

ただ、それでも当日いきなり頭の中からスクリプトがパッと消えていまうことはあります。そういう時のために、日頃から特にスクリプトの一文目は必ず覚えておこうという気持ちでいるといいです。僕もそうだったのですが、スクリプトの全体は思い出せなくなってしまっても、一文目を思い出して話し出すと、無意識的にその後の文章も話せるようになっていました。とにかく、準備は重要です。一度しかない試験を公開しないためにも何度も音読を行い、完璧に自然に話せるようになるまで努力することが重要です!

 

 

面接で緊張しないようにするためには?面接対策オススメ参考書

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