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集団討論のテーマは?―地方公務員集団討論対策

 

集団討論で事前準備を行うためには傾向を知ることが重要

こんにちは!今回は集団討論の課題の例を整理と、事前準備について話していきたいと思います。以前、集団討論の評価ポイントを知ろうという記事でも少し触れたように、集団討論の内容としては多種多様な課題が出され、何を出してくるのか分からないということが多いです。

 

もちろん、事前準備なしでも上手く出来る人は一定数いると思います。しかし、多くの人にとってはどう進めていいのか分からないということも多く、また、他にもメンバーがいるからと人任せにしていてもしもメンバー全員が集団討論について知らなかった時、全員不合格というのもあり得ます。そのようなことにならないために、今回は集団討論の課題として出やすいテーマと、それらのトピックに対してどのように事前準備をしていくのかを話していきたいと思います。

記事のポイント

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集団討論テーマ例

集団討論のテーマとしては、大きく4つに分けることが出来ます。この分類の仕方は独自の方法なので、もしかしたら語弊があるかもしれませんが、このような分け方でイメージできるのではないかと思います。

[集団討論]

1,課題解決型

[テーマ例]

「幼稚園開設に反対する住民を説得するにはどうすればよいか?」

「男性の育児休業促進をしていくためにはどうすればよいか?」

「地域の資源をどの様にPRしていくか?」

「地域に住む外国人との共生手段」

「商店街の活性化のための施策」

生活保護の不正受給を減らす方法」

「若い人材に住んでもらうための方法」

2,理想論型

[テーマ例]

「住民に求められる行政サービスとはどういうものか?」

「職員として信頼される働き方とは?」

3,時事問題型

[テーマ例]

「大学生の就職活動の時期について」

「自殺率を減らすための方法」

「交通渋滞をなくすには?」

4,その他

[テーマ例]

無人島に何か3つだけ持っていくことができるとしたら何を持っていくか?」

「グループのメンバーでNPOを立ち上げるとしたら、どの様なことをやるか?また、各人の役割は?」

 

 

上記の4つの右側のテーマ例についてより知りたい方は、集団討論例のあるサイトを確認してみてください。具体的に各県や政令指定都市の過去テーマが載っているので、4つのフレームワークに沿って、このテーマは○○型だなど考えながら過去テーマを見てみると、その自治体の傾向が分かると思います。

 

 

事前準備の方法

では、以上のようなテーマ例があるなかで、それぞれどの様に事前準備をしていくかだと思います。通常何が本番にテーマとして出るか分からないため、具体的な準備もしにくいと思います。そのため、ただやみくもに事前準備をするのではなく、「選択と集中」をキーワードに、事前学習が必要な部分だけに焦点を充てて準備するのがいいと思います。

 

それでは、具体的にどの様な手順で準備していくかですが、①情報収集、②議論の流れ(/枠組)作成、③友人同士での練習という流れがいいと思います。

 

 

集団討論における情報収集のコツ

1つ目の情報収集ですが、これが一番大変だと思います。というのも多種多様なテーマ例からも分かるように全て事前に網羅するということは困難だからです。そこで重要なのが1の課題解決型と3の時事問題型の情報収集が必要になってきますが、特に1の課題解決型に関して情報収集を行っておくということです。

 

まず、3の時事問題についてですが、確かにある程度知識を整理しておくのは必要ですが、時事問題対策は基本的に1次試験の筆記試験でやっていると思います。そのため、基本的なことはしっかり暗記していると思うので、わざわざ何時間もとって時事に関して調べたりする必要はなく、日頃からニュースを見るくらいで大丈夫です。

 

一方で、1の課題解決型についてですが、これは自分から調べる必要があります。というのはこの課題解決型は都道府県や市町村など地域で問題になっていることが課題として出てくることがほとんどだからです。自分たちの地域にある特定の課題に対してどのように対処できるか具体的な施策は専門的には求めていなくても、どのように課題に対して対処するかの思考方法が分かると実際の現状に即した考え方をできているか試験官も判断しやすいので地域で実際に起こっている問題がテーマに出る可能性が高いです。これらの地域の課題の解決法を討論するケースでは、地域のことを知る必要があるため、その自治体のHPやネットニュースでいいのであらかじめ確認しておく必要があります。

 

 

議論を方向付ける議論の枠組みを準備する!

2つ目の議論の枠組み作成については、集団討論通過極意!合意形成の方法を知る!①という記事にも関連してきますが、集団討論のテーマはある程度傾向が分かるので、それぞれのテーマの分類に沿ってある程度の議論の型(流れ)を考えておくことによって当日も余裕を持って議論の先導することができます。詳しくは集団討論通過極意!合意形成の方法を知る!②という記事で詳しく書いていくのでそちらをご覧ください。

 

 

友人同士での練習で自分を客観視する!

3つ目の友人同士での練習については、友人同士だとなかなかやるだけやって自分たちの良くなかったところを振り返る作業を怠ってしまうこともあるので、集団討論の評価ポイントを知ろうで話した4つの軸を使って5段階評価で点数を互いにつける作業をすると客観的にどのように自分が見られているのかある程度分かるようになります。また、他の人を評価する際にも試験官の立場に立ってどこがみられていそうなのか分かるので、二重の意味で良い練習になります。

 

 

限られた時間の中で準備を効率的に行うことが重要

公務員試験の時期には色々な自治体の試験があるのはもちろんだと思いますが、大学の試験や社会人なら仕事、民間企業の就職試験など忙しい日々が続くと思います。そういった中で効率的に準備を進めていくことも公務員の重要な資質の一つだと思います。ぜひ、時間感覚を持って準備を出来るようになっていただければと思います!

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