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慶応義塾経済学部小論文過去問対策②-設問Aの書き方を理解する!-

⑴はじめに

 前回、慶応義塾経済学部小論文過去問対策①-小論文を理解する!-という記事で、大学受験における小論文はコツさえつかめば安定して点数を取ることが出来るということと、小論文を書く上では「採点者」にも「自分」にとっても分かりやすい文章を作ることが重要だということを話しました。

 

 そこで今回は、小論文を書く上でのコツの1つである「文章全体の構成(流れ/型)を作る」ということについて話していきます。さらに、慶応経済小論文では毎年2問ずつ出題されており、1つずつ構成の仕方が異なるので、今回は特に問1(設問A)についての文章の構成について話していきたいと思います!

 

 

⑵記事のポイント

 

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⑶事前に文章全体の構成(流れ/型)を準備すると何が良いのか?

 まずどこの大学の過去問でもいいのですが、小論文の実際の問題を見てみてください。(赤本がない方は東進の大学入試過去問データベースなどを参考にしてみてください!)

 

 実際に課題文と設問を読んでみて文章をすぐに書けるでしょうか?もちろん、書ける方もいるとは思いますが、大部分の人にとってはいきなり書くことは難しいと思います。しかし、事前に文章の構成を準備しておいて、一文目にどの様なことを書くか?二文目に何を書いて、最後はどの様にまとめるのか大まかに決めておけばどうでしょうか?何を書けば良いのか明確になるので、課題文を読む際にもどこに注意して読めばよいのか明確になりスムーズに書き進めることが出来ます。

 

 だからこそ、文章構成を事前に準備することで、目的意識を持って課題文を読むことが出来るようになり、目的意識を持って課題文を読めるので集中力を持続させながら問題を解くことが出来るようになります。さらに、事前に文章構成を準備することによって、文章の大枠はイメージできているので、試験中にゼロから文章構成を考える必要がなくなり、設問に合わせて文章構成を若干修正したとしても、時間の短縮にもつながります。

 

 

⑷慶応経済小論文の設問は2つあるため、それぞれ構成を事前に準備する!

 この記事は慶応義塾大学経済学部小論文に特化した記事なので、慶応経済学部の小論文についてポイントを絞って話していくのですが、過去問によると、小論文であるため、毎年設問での聞かれ方は若干異なってくるのですが、大まかにいうと一つ目の設問が「課題文についての説明問題」二つ目の設問が「自分の考えを書く問題」に分かれています。(慶応義塾大学経済学部2016年度入試問題)一つ目の設問の場合は要約問題にも似ており、二つ目の問題とは異なるため、それぞれ分けて構成を考える必要があります。そこで、今回は2つに分けてそれぞれ構成について話していきたいと思います!

 

 

⑸「課題文についての説明問題」ではどんな内容を書けば良いか?

 まず、慶応義塾大学経済学部2016年度入試問題の問1で出るような用語の説明問題の文章の構成について話していきたいと思います。各年度問題の聞かれ方に若干の違いはありますが、課題文中から内容に沿って説明する(述べる)問題形式になっています。

[慶応義塾大学経済学部小論文過去問]

(各年度問1のみ)

□2016年度

「共和主義的政治理論の自由とは何か。リベラルな自由と対比しながら、300字以内で説明しなさい。」

 

□2015年度

「『大学での教育の目的は、知識を授けることである』という見解についてどの様に考えますか。課題文に基づき、知識の特徴を知恵および情報と比較して述べたうえで、300字以内で書きなさい。」

 

□2014年度

イノベーションが自由市場経済の及ぼす良い影響と悪い影響を、模倣との違いに着目して、200字以内で述べなさい。」

 

□2013年度

「これら2つの新聞の社説には、見解が異なる部分と同じ部分がある。両者の見解の異同について200字以内でまとめなさい。」

※参考;東進の大学入試過去問データベース

 

 このように年度ごとに聞かれ方は異なりますが、課題文の内容をもとにして書くという要約のような形式になっている部分は共通していると思います。さらに、基本的には課題文中の何かと比較して説明しなさいという形式をとっています。そのため、小論文の中に書く必要のある情報としては、「質問に対する答え」、「比較対象について」、「比較対象との違い」が必要になってきます。また、2014年度や2013年度の問題については「良い影響と悪い影響」「異なる部分と同じ部分」と書いてあるように、比較対象が並立しているため、それぞれを1文目・2文目に書いてから「模倣との違い(2014年度)」や「両者の見解の異同(2013年度)」について書けばよいので、各内容としては「質問に対する答え」、「比較対象について」、「比較対象との違い」とほぼ同じ意味になっていると思います。

 

 

⑹「課題文についての説明問題」の構成を作れるようになる!

 ⑸で、問1(設問A)ではどの様な内容を盛り込めば良いのか話しました。そして、年度によって問題の聞かれ方に違いはありますが、書く内容としては共通する部分があるということを話ました。

 

 次に、どの様な文章構造(流れ)で書けばよいのかについて話していきたいと思います。問1(設問A)で書く小論文の流れは以下のようになっています。

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⑺最後に

 上記の例は、文章の流れを事前にある程度イメージしておくための構成例です。そのため、設問によっては順序や構成を自分で少し修正をすることによって、より完璧な解答を作ることが出来るようになります!ぜひ参考にしてみてください!

 

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