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日本史・世界史はプレゼンテーション暗記法で長期間記憶させる!

⑴はじめに

 こんにちは。今回は、大学受験の日本史・世界史など社会科目の暗記の方法の1つについて話していきたいと思います。日本史・世界史など社会科目は暗記する量が多く、なかなか覚えるのが難しいということを感じる受験生も多く、なかなか暗記できず点数が上がらないということがあると思います。

 

 では多くの受験生がどの様に勉強しているかというと、教科書や参考書を読んだり塾の講義を受けた後で、『一問一答』などの参考書での暗記や、問題集を使って演習を行うということが一般的だと思います。

 

 もちろん、これだけでも点数を取れる人はいるのですが、それだけでは早慶上智やマーチレベルの大学に合格できないこともあります。実際、僕自身の場合は日本史を選択していたのですが、『学校の講義』、『一問一答』、『問題演習』の3つを当初は主に行っていたのですが、何回やってもすぐ忘れてしまうということがありました。

 

 そこでなぜすぐ忘れてしまうのかを自分なりに分析すると、そこにはある一つのプロセスが抜けていることに気が付きました。そして、今回紹介するある勉強法を取り入れてみたところ、私大入試レベルは7割以上、センター日本史は90点台後半を叩き出せるようになりました。

 

 というわけで、今回は、一般的な学習の流れである「『学校/塾の講義』➡『一問一答』➡『問題演習』」のプロセスに何が抜けているのか、抜けている部分を補うためにどの様な勉強法を行うのが良いのか話していきたいと思います!

 

 

⑵「能動的なアウトプット」が暗記科目には不可欠!

 まず、勉強法とは大きく2つに分かれます。それが、『インプット』と『アウトプット』の2つであり、『インプット』とは「脳に知識を取り入れる」(学校/塾の講義や参考書)ことで、『アウトプット』とは「脳に取り入れた知識を使う」(問題を解くなど)ことです。このように見ると、一般的な学習の流れである「『学校/塾の講義』➡『一問一答』➡『問題演習』」のプロセスは問題ないように思えるかもしれません。

 

 ではなぜ、暗記しきれないのか。それは、「能動的なアウトプット」ができていないからです。そもそも、「能動的なアウトプット」とは何かですが、『アウトプット』もさらに2つに分けることができ、「能動的なアウトプット」と「受動的なアウトプット」に分かれます。受動的、能動的という言葉を聞いたことがない方もいるかもしれませんが、「受動的」とは受け身な姿勢のことで、何か課題を与えられてそれに取り組むといったような姿勢のことです。一方で「能動的」とは、自ら積極的に働きかける姿勢のことで、課題を与えられなくても自分で考えて行動するといった姿勢のことです。

 

 そのため、ここで言う「受動的アウトプット」とは、一問一答や問題演習など与えられた問題に対するアウトプットを行うことになります。「受動的アウトプット」の方式は新しい知識をインプットした直後でまだ分からない部分が多い場合や、テスト直前でほぼ完ぺきに覚えたけど最後の復習を行うという時には効果的ですが、覚えた知識を脳に定着させるには弱い学習法です。

 

 そこで、覚えた知識を長い期間脳に定着させるために必要なのが、「能動的なアウトプット」になります。「能動的なアウトプット」とは、自分の持っている知識を整理して筋道立てて説明する方法で、問題を提示される問題演習や一問一答とは異なり、自分の持つ知識をフル活用してアウトプットする方法です。「能動的なアウトプット」を行うことで、アウトプットするために一つ一つのインプットした知識を整理することができ、脳にとって重要な知識だと再認識されることで、長期的に記憶するべき知識として重要な知識だと認識されるようになります。

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⑶「能動的なアウトプット」はプレゼンテーション暗記法で行う!

 それでは、どの様に「能動的なアウトプット」を行うのが良いのか話していきたいと思います。まず一つは以前紹介した繋がりで覚える日本史・世界史-マインドマップ整理法を使いこなす!という学習法も「能動的なアウトプット」の1つなので、見てもらえればと思います。ただ、今回は別の学習法として、プレゼンテーション暗記法という暗記法を紹介していきます。

 

 プレゼンテーションとは、受験生には馴染みのない言葉かもしれませんが、簡単に言うと自分の意見や考えを発表することです。ただ、今回の場合は誰かの前で発表する方法ではなく、自分1人でもできる暗記法です。以下に勉強の具体的な流れを整理しておきました。

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 まず行うことは、①のテーマとして1つ歴史的な出来事を設定するということです。今回は例として「フランス革命」の発端となった1789年「三部会の開催」をテーマに話していきたいと思います。次に1789年の「三部会の開催」について、5Wでまとめられる範囲でまとめます。その後、なぜ「三部会の開催」が開催されたのか「三部会の開催」の結果どのようなことが起きたのかを整理し、その後、プレゼンテーションをするように流れを説明します。以下は「三部会の開催」をテーマにしてプレゼンテーション暗記法の手順の1から3までを整理したものです。

 

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 上記のように、簡単でいいので、テーマの出来事の内容と、その出来事が起きた背景と結果を箇条書きで良いので整理します。それが出来たら、自分で声に出して流れを説明してみます。これがプレゼンテーション暗記法の一連の流れです!

 

この流れで学習することで、歴史の出来事を1つの出来事として点で覚えるのではなく、線で歴史の流れを覚えることができるようになります。また、これまで何となく覚えていた用語など自分で整理し、声に出して説明することで、あいまいだった歴史の流れや用語を調べ直すきっかけにもなり、理解度がかなり高まります。暗記できなくて苦しんでいる方はぜひ参考にしてみてください!

 

※以下からプレゼンテーション暗記法で利用可能な資料がダウンロード可能です。ぜひ利用してみてください!

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