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模試の0点は100点より価値がある

⑴はじめに

 こんにちは。いきなり「なんでだ?」と思ってしまうようなタイトルで意味が分からないですよね。普通に考えると、低い点数より満点を取った方が自分の努力が無駄じゃなかったと実感できるし、偏差値も高くなって嬉しいと思います。

 

 また、模試では0点を取るのがいいと言っても、意図的に(わざと)0点を取れと言っているわけではないですし、模試をやる前は100点を目指して頑張るという気持ちで臨むべきです。

 

 では、今回のタイトル「模試の0点は100点より価値がある」にはどういった意味が込められているのか?それは、満点を取れなかった時の方が大きな学びが得られるということです。多くの受験生は「今回の模試では点数があまり良くなかった。。。」と模試の結果に落ち込んでしまうことが多いと思いますが、考え方を変えればより前向きに受験勉強を行うことが出来るようになります。

 

 それでは、なぜ模試で思うような結果にならなかったとしても満点より価値があるのか。今回は、なぜ価値があるのかということについて話していきたいと思います!

 

 

⑵そもそも模試は何のためにあるのか?

 そもそも、あなたは何のために模試を受けていますか?自分の偏差値を知るためですか?周りの人に勧められてなんとなくという感じですか?二つ目の理由はよくあると思いますが、目的意識を持って模試を受けることができておらず主体性のない模試の受け方のため、あまりよくはないです。これら以外にも、人によって色々と模試を受ける理由はあると思いますが、大きく以下の3つに分けることが出来ると思います。

 

自分の今の偏差値を確認するため

本番慣れをするため

これまで学習した内容が定着しているかどうか確認するため

 

 「なんとなく模試を受験している」という理由以外で多いのが、一つ目の「偏差値を知るため」と二つ目の「本番慣れをするため」のような気がします。特に、これまで多くの受験生を生徒として担当してきましたが、難関大学を目指していた浪人生の生徒でも、僕が担当する前までの現役時代は一つ目の「偏差値を知るため」に終始しており、模試の結果ごとに一喜一憂しているようでした。

 

 それでは、この3つの中で模試を受験する理由として最も重要なのは何か?それは三つ目の「これまで学習した内容が定着しているかどうか確認するため」だと思います。今回のテーマに沿って言い換えると、「模試で分からなかった範囲を復習して、不得意範囲をなくすため」に模試は重要になってきます。

 

 他の2つの理由について、まず一つ目の「偏差値を知るため」という理由は、もちろん周りと比べて今どのレベルなのかを知るのはモチベーションアップにもつながりますが、偏差値は変動するもので偏差値が模試で高かったからと言って合格が保障されるものではなく、そもそも大学受験は周りの受験生とは関係なく、自分が当日7~8割得点すれば合格できます。また、二つ目の「本番慣れをするため」は、模試を数多くやったからと言って、受験本番当日に緊張しなくなるかとそうではありません。そうであれば、不得意分野を本番当日までに全てなくして何が来ても大丈夫な状態にした方が緊張も緩和されます。

 

 そのため、模試で最も重要なことは、やはり「これまで学習した内容が定着しているかどうか確認するため」(模試で分からなかった範囲を復習して、不得意範囲をなくすため)になってきます。

 

 

⑶なぜ模試で「これまでの学習内容の定着を確認」するのが重要か?

 なぜ「これまでの学習内容が定着しているかどうかを確認」するのが重要かというと、⑵で話したように模試で分からなかった範囲を復習して、不得意範囲をなくすためだからということを話ました。それはつまり、

 

模試で課題が見つかるということは苦手を克服するチャンスになる

 

 ということです。「不得意分野なんて模試を受ける前から分かるよ。」と思う受験生も多いと思います。しかし、模試を受けて満点を取れなかったということは、不得意分野を克服しきれておらず、そのままにしておいてしまっていたということだと思います。また、自主学習中は大丈夫だと思っていても、模試などのテストでは忘れてしまっていたという自分でも気づいていなかった不得意分野はよくあります。

 

 だからこそ、模試はそういった不得意分野に気付き、復習する必要があるという気付きを与えてくれる試験として重要になってきます。

 

 

⑷0点は自分の不得意分野を最大限教えてくれる最良の点数である

 ここまでくると、なぜ僕が模試では満点より0点の方がより価値があると言ったのか分かってくると思います。それは、0点ということは、自分の課題を最大限まで教えてくれる結果であるということだからです。模試で何点取ろうと、その分野をしっかり復習して次同じような問題が出題された時に出来るようになれば、満点と同じだと思います。

 

 僕自身、受験生時代はいくら点数が悪くてきついと思った時でも「今回の点数は良くなかったけど、復習して出来るようになれば満点と同じだから復習をしっかりして次はもっと高得点をとれるように頑張ろう」と言い聞かせ、できるだけ早く切り替えていました。

 

 たまたま得意分野しか出題されずその模試では満点を取ったとしても、新たな学びは得られないと思います。だからこそ、点数が良くなくても前向きに、どうすれば次は良くなるかを考えながら頑張ってみてください!

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