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受験生や塾講師、家庭教師、資格試験を控えた社会人に向けて情報発信を行うサイトです。

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プロ家庭教師という言葉に惑わされるな!-プロ家庭教師を選ぶ際の注意点

⑴はじめに

 こんにちは。家庭教師を子どものために雇おうと思っている方は、家庭教師の斡旋会社のサイトなどで「プロ家庭教師」という言葉を見たことがあるでしょうか?まだ見たことがないという方のために説明すると、「プロ家庭教師」とは、大卒以上の社会人の家庭教師の方々を一般的には指します。

 

 このように「プロ」という言葉がついていると、どのように感じるでしょうか?科目の指導やモチベーションアップの方法など総合的な指導の「プロ」なのだと、少し値段は高くても「プロ家庭教師」に全て任せておけば安心と思ってしまうご家庭はかなりたくさんあります。

 

 もちろん、「プロ家庭教師」の方のおかげで子どもの勉強習慣が変化し、志望校に合格することが出来たという事例もあり、高いお金をかける価値がある場合も多いと思います。

 

 しかし、それはもしかしたら「プロ家庭教師」ではなく、普通の家庭教師や塾での指導でも変わりなく合格できたかもしれません。ただし、僕は「プロ家庭教師」を雇うなと言っている訳ではないです。ただ、「プロ家庭教師」という言葉に囚われ、全て任せてしまうと思わぬ事態に陥ってしまうこともあるため、リスクがあることも念頭に検討すべきだと僕は思います。

 

 そこでなぜ僕がこのように「プロ家庭教師」という言葉に気を付けるように言っているのかについて話していきたいと思います。

 

 

⑵「プロ家庭教師」の採用基準が厳しくないケースもある

 なぜ「プロ家庭教師」という言葉に気を付けるように言うのか。それは、まず一つ目に「プロ家庭教師」の採用基準が厳しくないケースがあり、社会人であれば指導のプロでなくとも「プロ家庭教師」になれてしまうことがあるからです。

 

 そもそも、「プロ家庭教師」とはどの様な定義かというと、先述したように一般的には「大卒以上の社会人の家庭教師の方々」を指します。

 

もちろん、「プロ家庭教師」と言っても「プロ家庭教師」として採用する斡旋会社によって採用基準は異なり、「家庭教師経験が〇年以上」や「これまで担当してきた生徒が〇〇高校などへの合格実績がある」など基準がある会社もあります。ただし、ほとんどの場合は大卒以上の社会人というくくりが一般的です。

 

※参考[家庭教師募集要項例]

http://www.pt-saitama.com/08_Recruitment/index.html

http://www.pro-ceed.net/boshuutouroku.html

http://www.kyoushi1.net/to-tutor/index.html

 

 

 上記の応募している斡旋会社の例は悪いという訳でリンクを張っている訳ではありません。会社によっては簡単にプロ家庭教師として応募できるケースもある一方で、厳しい審査を行うケースもあります。ただ、家庭教師斡旋会社の多くは、とにかく教師の数を確保したいため、そこまで採用基準が厳しくないケースも結構あります。

 

 実際、面接に来る社会人の方の中には「会社が倒産したので復職するまでのつなぎとして」講師登録する方もいたのを実際に耳にしました。もちろん、そういった動機だから指導力がないと決めつけるのは良くないですが、それでもそれら全ての社会人講師の方々が教え方の「プロ」とは言い難いと思います。

 

 このように、「プロ家庭教師」と銘打っていても、指導の「プロ」とは言い難いことがあるため、「プロ家庭教師」という言葉だけで判断してはいけないと思います。

 

 

⑶どの生徒にも通用する指導法は存在しない

 次に二つ目の理由としては、どんなに実績のある「プロ家庭教師」でも絶対に成績が伸びるとは限らないからです。

 

 「プロ家庭教師」をつけても絶対に成績が伸びるとは限らないと判断できるご家庭は大丈夫なのですが、一定数「プロ家庭教師」をつければ安心だと過信しているご家庭もあります。

 

 しかし、僕も家庭教師としてこのようなことを言うのは憚られますが、どんなに良い授業をしても宿題をやってこないために授業内容が定着しない子どもや、先生と合わないからやる気が起きない生徒も一定数います。もちろん、その点のサポートも含めて成績を向上させるのが「プロ家庭教師」の役目でもあると思いますが、上手くいかないことも結構多いと思います。

 

 その一方で、塾の先生や大学生の家庭教師とは年齢が近くて気が合い、勉強がはかどるという生徒も多くおり、どんなに凄い実績を持つ「プロ家庭教師」でも太刀打ちできない事例と言うのはあります。

 

 つまり、どれほど優秀な「プロ家庭教師」でも生徒という個人を対応する以上、「絶対」という言葉はなく、「プロ」という言葉がついていると大丈夫だろうと「プロ家庭教師」という言葉に安心してはいけないと思います。

 

 

⑷最後に

 では、最後にもし家庭教師をつけるとすればどうすればよいのかについて話していきたいと思います。何度も言いますが、僕は「プロ家庭教師」はつけるべきではないといっている訳ではありません。むしろ、大学生などの「家庭教師」と比べると、既卒の「プロ家庭教師」の方が責任感もあり、途中でいきなり連絡がつながらなくなるといったことや、適当な指導などをする確率も減ってくると思うので、大学生家庭教師を雇った際に考えられるリスクを軽減するために「プロ家庭教師」を雇うというのは賢い選択の1つだと思います。

 

 ただ、それでも「プロ家庭教師」の方の指導法や性格と合わないこともあります。そのようなことが雇った後にできるだけ起こらないようにするためには事前に「プロ家庭教師」を雇う時にしっかりと基準を持って頼む必要があります。また、実際に授業を行う前に「プロ家庭教師」の方に「うちの子は~~という状況で、勉強の際には~~してしまうのですが、先生でしたらどの様に対処していただけますでしょうか?」など、過去の実績だけでなく、実際に指導してもらう際にどの様に指導してもらえそうか質問するといいと思います。

 

 「プロ家庭教師」という言葉だけに囚われるのではなく、子供にあった先生か、上手くやっていけそうか、「プロ」だからといって絶対に成績が伸びると安心しないでリスクもあるということを念頭に置きながら「家庭教師」を頼むといいと思います。

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