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「周囲と意見が対立した場合どうするか?」の答え方と準備のコツ-公務員面接Before-After

 

コミュニケーションについてはよく聞かれる質問の1つ

こんにちは。今回は、公務員面接で意外によく聞かれる質問の一つである「周囲と意見が対立した場合どうするか?」という質問の答え方の準備のコツについて話していきたいと思います。実際に僕も何度か公務員試験の面接試験を経験してきて、「周囲と意見が対立した場合どうするか?」という質問は実際にある自治体の面接でされたことがあります。僕の場合は、留学していた経験があり、現地で違う国のクラスメイトとグループを組んで課題に取り組むことが多く、意見が対立した経験も何度かあったため海外での経験を踏まえて話すことが出来ました。

 

しかし、日本で生活していると感じるのは、特に学生時代はそこまで意見が対立することがなく、「周囲と意見が対立した場合どうするか?」という質問をされてもどうやって対処すればよいのかわからないと感じることも多いと思います。そこで今回は、「周囲と意見が対立した場合どうするか?」という質問がされた時、多くの受験生が間違えてしまう回答例と、どの様な風に言うべきかについて話していきたいと思います! 

 

 

受験生の多くはココを間違える!

あなたはもし周囲と意見が対立した場合どうしますか?

これまで周囲と対立したことはなかったため職場でも対立することはないと思います。私はこれまで相手の意見に最後まで耳を傾け、相手の意見と折り合いを上手くつけてきました。その力は職場の人間関係でも活かせると思うので、これからも対立することはないと思います。

上記の回答例は、質問の答え方としては良くない回答例です。なぜ良くないかというと、

  • 質問にはっきりと答えていない
  • 対立することはないと断言してしまっている

 

ためです。まず、一つ目の「質問にはっきりと答えていない」とは、質問は「意見が対立したらどうするか」と聞かれているのに対し、対立することはないと対立した際の対処法を答えていない点です。これは文章で書かれていると少しおかしいと分かると思いますが、実際の会話ではやってしまいがちなミスです。特に、受験生の中には「周囲と意見が対立した場合どうするか?」という質問まで準備していないこともあるため、いきなり今回の質問をされてあせってしまい、このように答えてしまうことがあります。

 

次に「対立することはないと断言してしまっている」と言っている点が良くない点の2つ目ですが、確かに、学生生活の中で対立することは一度もなかったかもしれません。ただ、社会人になるとより良い政策などを実施していくために意見が対立するということが多くなります。そのため、もし対立がこれまでなかったとしても、これからも対立はないと断言しないことです。

 

 

答える時は2つのポイントに気を付ける!

それでは、どの様に答えるのが好ましいのか。その答え方のポイントとして以下の2つに気を付けると評価の高い答えを伝えることが出来るようになります。

  • 対立したときのエピソードを付け加える
  • どの様に対処したかを説明する

 

 

対立したときのエピソードを付け加える

一つ目のポイントは対立したときのエピソードを付け加えるということです。なかなかこれまでの生活で意見が対立したという経験はないかもしれません。ただ、注意しておくべきことは、

 

  • 意見の対立≠喧嘩

 

だということです。特に公務員試験の面接で話すべき意見の対立とは他人と感情的にケンカしたエピソードではありません。そういった感情的なケンカではなく例えば「サークルの合宿先の候補」の意見が分かれるなど他の人たちと意見が違っていたなど、意見が異なったエピソードなどのことです。このようなとき、意見が対立したからと言ってサークルの他のメンバーとケンカしたということはあまりないと思います。このような簡単なエピソードでもいいので、意見が違っていたという経験を思い出して話すといいと思います。

 

どの様に対処したかを説明する

二つ目のポイントはどの様に対処したかを説明するということです。質問はどの様に職場で意見の対立があった時に対処するかですが、「以前意見が対立したときに~~と対処したので、同じように職場でも対処していきたい」と言うと、説得力が増します。対処法と言われると独創性がある難しいアイデアの方がいいのかと逡巡してしまうかもしれませんが、そんなことはありません。難しく考える必要はないと思います。簡単で良いのでどの様に対立を解消したのかを話すといいと思います。

 

上記のポイントを踏まえた回答例

あなたはもし周囲と意見が対立した場合どうしますか?

周囲と意見が対立した場合、客観的な指標を用いて折り合いをつけていきます。私は以前ゼミ合宿の行き先の意見が対立してしまうことがありました。そこで私は各案のコストや移動時間など定量的な基準を整理して、何を重視するかをメンバーで検討したうえで行き先を決定しました。このように職場でも意見が対立した場合、客観的な指標を比較しながら建設的な議論によって対立を解消していきたいと思います。

 

 

対立を解消した方法を軸に具体的な経験を整理する

最後に、回答例をどのように準備するかについて話したいと思います。今回の質問を準備するためにまず行うことは、これまで意見が対立したエピソードを思い出すということです。ただ、なかなか思い出せないという人もいるかもしれません。そういった時は、想像で良いのでエピソードを作ればいいと思います。例えば、先ほど例として挙げたゼミ合宿や卒業旅行の行き先などは使いやすい例だと思うので、活用してもらえればと思います。

 

次にどの様に対立を解消したかですが、回答の中に含めると良いポイントとしては

相手の意見に耳を傾ける

仲間との話し合い

定量的な指標を作る

という3点だと思います。ただ、一つ目の「相手の意見に耳を傾ける」だけをいうと、面接官に「この受験生は相手の意見に耳を傾けることはできるけど、自分の意見をはっきり言えない性格なのではないか」と思われてしまう可能性があります。そのため、自分の意見もしっかり言った上で、相手の意見に耳を傾けるというバランスを取った回答を作るといいです!ぜひ参考にしてみてください!

 

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