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公共財におけるクラブ財とは?-公務員試験財政学

こんにちは、先輩。最近、財政学の授業で「クラブ財」という用語が出てきたのですが、色々な財の名称がありすぎて、何がなんだか良く分からなくなってしまいました…。

こんにちは、カズ。「クラブ財」は公共財の一種として分類されている財だね。確かに色々な財の名称ありすぎて覚えるの大変だよね。それじゃあ今日は、「クラブ財」について、例を用いて理解できるようにしよう~!

クラブ財とは?

「クラブ財」は、公共財の一種ですが、公共財の中でも準公共財の一種になります。そもそも純粋公共財とは、「非排除性」と「非競合性」という2つの性質を持つ財のことを言います。

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非排除性と非競合性

非排除性と非競合性という性質を持たない財を私的財と言い、民間企業が生産・供給する財のことです。しかしながら、現実には例えば公営プールなど、非排除性と非競合性を持たない財を政府が提供する場合があります。公営プールは入場料金が設定されるため、お金がない人はプールに入ることができず、非排除性が成り立たないことが分かります。また、夏場など混雑しすぎるとキャパシティに限界がきてしまうため、混雑するシーズンであると非競合性が成り立たなくなります。

 

このように、非競合性と非競合性が部分的にしか成り立たないような財をクラブ財と言います。クラブ財の名前の由来は、会員制をとることによって特定の人を排除でき、たくさん入場してしまうと全ての人が利用できなくなってしまうという性質が会員制クラブのようだからです。

 

 

なぜ政府が供給するの?

クラブ財は準公共財と言いましたが、クラブ財の性質を見ると、ほぼ私的財に近く、政府が提供する必要があるのか?という疑問が出てくると思います。現在は民営のプールも多く、行政が公営プールを運営する社会的なニーズは薄れてきているのではと感じますが、公営プールが開設された当初は、プール建設の初期投資額も大きく、住民の公衆衛生的な面からも行政が運営する必要性が高かったのではと思います。

 

現在では、営業を終了する公営プールも増えており、今後はよりプールのようなクラブ財は減少していくのではと思います。公務員試験ではここまでの議論は出ませんが、公務員を目指す方はこういった公共施設などクラブ財について調べたり考えたりすると面接にも役立つと思います。

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