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労働契約法って何?労働基準法とどう違うの?-公務員・行政辞典

最近仕事で労働法について調べる機会があって、「労働基準法」というのは何となく聞いたことがあったのですが、「労働契約法」という法律もあることを知って混乱してしまいました。

労働基準法」はニュースでも結構聞くことがあるから、詳細はともかく多くの人にとって馴染みがある法律だよね。

そうですね。でも「労働契約法」は聞いたことがありませんでした。「労働契約法」ってどういう法律なのでしょうか?教えて頂けませんか?

大丈夫だよ!それじゃあ今日は「労働契約法」についてイメージできるようにしよう。

労働契約法とは?

労働契約法とは、労働者と会社(労働契約法では、使用者と言います)側の労働条件に関する契約に関するルールを規定した法律になります。労働契約法が作られたのは平成19年と比較的最近であり、労働基準法民法にある労働契約に関する規定を改めて整理したものが労働契約法になります。

elaws.e-gov.go.jp

 

 

労働契約法と労働基準法の違いは?

労働契約法と混同しやすい法律として、労働基準法があります。労働基準法はその名の通り、使用者が守るべき労働条件の最低条件を規定した法律になります。例えば、賃金や待遇などについて、労働者が最低限文化的な生活を送れるようにするために国が使用者に課した最低基準になります。

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労働契約法と労働基準法の違い

一方で、労働契約法は、労働者と使用者の契約に関して規定している法律です。つまり、両者の違いは、国が使用者に守るようにと要請しているルールになるか、労働者と使用者間の契約に関するルールを規定しているかが違いとなります。

 

 

労働契約法の全体像は?

労働契約法は、大きく5つの章から構成されます。

労働契約法の全体

第1章:総則

第2章:労働契約の成立及び変更

第3章:労働契約の継続及び終了

第4章:期間の定めのある労働契約

第5章:雑則

令和2年11月時点において、労働契約法は全5章21条から成ります。まず第1章の総則では、労働契約法の目的や使われる定義用語の定義、契約の合意に関する一般的なことが記載されています。第2章以降は、契約の成立や変更、終了時点など様々なシーンでの労働契約について規定しており、各章の中身は以下のようになります。

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労働契約法の全体像

先述したように、労働契約法は労働者と使用者の契約に関するルールを規定したものです。そのため、労働基準法と異なり違反していたとしても罰則はありません。ただし、お互いに労働契約法に基づいて権利の主張が可能となるため、労働契約の際の拠りどころとなるという点では重要な法律になります。

まとめ

・労働契約法は労働者と使用者の労働契約の一般的ルールを定めた法律。

・労働契約法は労働者と使用者の契約に関するルールであるが、労働基準法は労働条件について国が使用者に課すルールである。

・労働契約法は全5章から成る。

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