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中高生に国語をどうやって教えるの?-家庭教師なび

塾の講師でも家庭教師でもそうですが、中高生の生徒に国語、特に現代文を教えるのはとても難しいことだと思います。正直なところ、僕自身大学受験でしっかりと勉強しはじめるまで、国語は苦手な科目でしたし、学校の授業も何となく教科書の文章を事前に覚えてテストで答えるというだけで、本当の読解力がついていませんでした。

 

しかし、学校の定期テスト対策と違って受験勉強の指導をするとき、どうやって生徒に国語、特に現代文の読解のコツを教えるのか難しいと思います。そこで今回は特に現代文の読解問題に焦点をあて、国語の指導の仕方について紹介していきたいと思います!

読解問題を名探偵コナンに例えてあげる!

僕自身、中学高校生くらいまでは、「国語の読解問題は何となく文章を読んでそれっぽい答えを選択するもの」だと思っていました。実際、ほとんどの中学高校生はそんなイメージで国語の問題を解いています。そのため、テストによって点数が良かったり悪かったりなどムラがあっても、「まぁ国語の問題だからそんなものだろう」と思ってしまい、復習することもないというのがほとんどです。それだと色々な問題に対応できる本当の読解力は身に付きません。

 

しかし、多くの子どもたちにとって「読解問題は本文中にある根拠を見つけて正解を導くもの」だというのを理解できていないことがほとんどです。そこで僕は「読解問題は名探偵コナンと同じだよ」という例を使って国語のイメージを伝えています。名探偵コナンとは、コナンなどの探偵が事件を起こした犯人を、証拠に見つけてあばいていくマンガです。コナンは犯人を見つけるとき、事件現場にある証拠を見つけて論理的に犯人を見つけ出していきますが、毛利小五郎のように適当に「あいつが犯人だ!」とは言いません。適当に犯人を断定してしまうと犯人がもしも違った場合誤認逮捕になってしまうからです。

 

国語の読解問題もコナンと同じで、4択の問題(4人の容疑者)があるとしたとき、毛利小五郎のように適当に答え(犯人)を断定しても、偶然合っていることもありますが、合っていないことも多くあります。正答率を上げる(誤認逮捕を減らす)ためには、設問の傍線部(事件現場)付近にある答えの根拠(証拠)を見つけることが、国語を解く上での肝となります。

 

名探偵コナンを見たこともない生徒にとっては理解しにくい例えなのかもしれせんが、国民的アニメなので多くの子どもたちが知っています。この話をしてあげると、多くの生徒は、答えの根拠(犯人を断定するための証拠)に意識して読解問題に臨んでくれるようになります。このように、読解問題の解き方を理解できるようになると、国語の指導をするときに生徒も指導の内容がスーッと入ってくるようになります。

 

 

実際に何を意識して指導する?

国語の読解問題とは、名探偵コナンの犯人探しのように「答えの根拠を見つける」作業というのがイメージできたとしたら、国語の授業で具体的に教えることとしては、①証拠からどうやって答えまで導くかという筋道の立て方と、②根拠探しのためのキーワード、という2つです。

 

証拠からどうやって答えまで導くかという筋道の立て方を理解できるようにする

一つ目の証拠から答えまでの筋道の立て方は、これは問題ごとに違うため、実際に問題演習を行った後に、「ここに~という根拠があって、~だから答えは~だね」と説明することで、筋道の立て方に慣れてきます。また、一度解いた読解問題を解く人はなかなか多くないと思いますが、読解問題こそ何度も完璧にできるようになるまで繰り返し解いてもらうことをオススメします。なぜなら、筋道の立て方は、自分で再現できるようになることが大切だからです。確かに何度も解くと答えを暗記してしまう、ということもあり意味がないのでは?と思うかもしれませんが、答えを重要視するのではなく、その答えを導いた根拠、筋道をしっかり意識して何度も解かせることで、筋道の立て方が理解できるようになります。

 

実際僕も中学高校の時は、国語が大の苦手科目でした。本を読むのも嫌いだし、国語は偏差値も50を切っていることがほとんどでした。しかし、答えまでの筋道をしっかりと意識し、どうやって正答を導くのか色々な問題で再現しながら何度も繰り返し演習を行った結果、高3センター試験では国語を180点取りました。

 

 

根拠探しのためのキーワードを理解する

二つ目に国語の授業で指導することとしては、漢字や接続詞、文法など国語のキーボードになります。いくら筋道の立て方が分かったとしても、例えばアラビア語のように知らない外国語であれば文章を読みようありません。それは日本語であっても同じで、漢字であったり、用語の意味などしっかりと理解していないと、答えの根拠が何になるのか分からなくなってしまうことがあります。

 

また、答えの根拠を探す時に、「しかし」や「さらに」といった接続詞はとても役立ちます。例えば、「あの子と付き合いたい、しかし、僕なんかじゃ釣り合わない」という文章があったとすると、付き合いたい気持ちはあるけど、自分なんかじゃ無理だというあきらめの気持ちがあり、しかし以下に気持ちの力点が置かれています。このような接続詞は特に読解を行う上で不可欠になってきます。名探偵コナンの例で言うと、コナンも薬の知識や、歴史を知っているなどとても博識です。事件に関連する背景知識をしっかりと理解しているからこそ、証拠にたどり着くことができ、国語の読解問題も同様です。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?国語の読解問題は、何となく本文を読んで教えた気になれますが、子どもの読解力を本当に伸ばすとなった時、読解問題の本質を理解して、答えの根拠集めのために何を勉強すればいいのかしっかりと教える側が理解している必要があります。ぜひ参考にして頂けると幸いです!

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