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勉強が苦手な子をやる気にさせる先生のほめ方って?-家庭教師なび

家庭教師として生徒と指導するようになると抱える問題として、「なかなか授業をしっかりと取り組んでくれない…。」とか「宿題など全然してきてくれない…。」など生徒のモチベーションを上げられない部分だと思います。僕自身、家庭教師として働いている頃、多くの勉強の苦手な子どもを見てきましたが、他の子と比べて授業についていけないことに対するコンプレックスや、頭では勉強しないといけないと思いながらもズルズルと過ごしてしまったりなど心の中で葛藤を抱える子どもが多かったです。

 

しかしそういった子に対しても、「ほめ方」一つで少しずつ変わってきます。そこで今回は、僕の家庭教師時代の経験も踏まえて、どんな「ほめ方」が勉強の苦手な子にとって効果があるのか紹介していきたいと思います。

勉強の苦手な子の心の中ってどうなっている?

勉強が苦手な子の多くは、「勉強は必要だと思っているけど難しいために逃げてしまっている」場合が多いです。確かに時々「勉強しなくても将来には関係ないから」という子もいますが、このような子たちも本当に将来に役立たないと思っているわけではなく、勉強ができるようになるのなら、そっちの方がいいという子がほとんどです。

 

しかし、なぜ勉強しないかというと、勉強は必要と思う一方で両親などの周囲のプレッシャーや、授業についていけない劣等感などから勉強から現実逃避してしまうためです。実際に僕が担当してきた勉強の苦手な生徒の中には学校で問題行動を起こす生徒もいましたし、逆にひきこもりの生徒もいました。しかしそれら全ての子が共通して「勉強は必要だし、できるようになるのなら成績をあげたい」という意志は持った子たちでした。

 

 

なぜ「ほめる」のが大切なの?

つまり、どんな子どもたちでも「勉強できるようになりたい」という意志はあります。勉強の苦手な子が勉強に向かうようになるためには、この意志を実行(=勉強)するために前向きな方向へ周囲の人が導いてあげることになります。その方法が「ほめる」というアクションになります。

 

特に勉強の苦手な子は、勉強に関してほめられることがほとんどありません。実際、僕が担当した生徒でも、学校では授業についていけないためほめられることもなく、家庭でも毎日怒られている様子でした。また、たまに問題に正解しても「そんなの基礎中の基礎でできて当たり前」と言われることもあり、「ほめられる」とは無縁の生活でした。そんな状況になると、「どうせ勉強したってしょうがない」とさらに勉強への意欲がなくなり、負のスパイラルになります。

 

このような子たちに対して、「ほめる」という行為は勉強への意欲をなくさせないための手段になります。「ほめる」という行為には5つの意味、「認知」「関心」「理解」「承認」「賞賛」があるのですが、その子どもを「理解」し、「承認」、「賞賛」してあげることで「少し勉強やってみようかな…。」という前向きな気持ちにすることができます。

 

 

「ほめる」基準を上げない

「勉強の苦手な子ってほめるポイントを探すのが難しい…。」ということを聞きますが、そういった人は、子どもをほめることに対してハードルが高すぎることが多いです。「できて当たり前」という感覚があるため、例えば勉強の苦手な子が問題を解けたとしても、できて当たり前と考えてしまい、「ほめる」というアクションに至らないことがほとんどです。しかし、できることできないことは子どもによって違います。大切なのは他の子と同じようにできることではなく、出来なかったことができるようになることです。子どもの立場になって考えて、自分勝手に「ほめる」基準を上げないことが勉強の苦手な子を伸ばす一歩になります。

 

また、大抵の場合子どもの側もハードルが上がっていることが多くあります。勉強の苦手な子自身も、自分の解ける問題は大したことないと思っているからです。それによって自分は勉強ができないと感じ、さらに勉強から逃げてしまうという負のスパイラルに陥ってしまいます。しかし、「1つでもできることがある」というのは価値があることです。「できることがある」というのは価値があることなんだと気付いてもらうようになるためにも、ほめるときにはハードルを下げることが大切になります。

 

 

勉強の苦手な子に対してどうやってほめる?

勉強の苦手な子に対してほめることはとても難しいことのように感じますが、どんな子でもほめる部分はあります。その一つとして、答えの正誤に対してではなく、問題を解く途中のプロセスに対してほめるという方法があります。例えば、42×23という掛け算の問題があるとし、42×23866と間違えてしまったとします(正しい答えは966)。この時、「~という風に解くから答えは966だよ」というのは一番シンプルですが、勉強の苦手な子にとっては「結局自分は解けないんだ…。」とネガティブな気持ちになってしまいます。そこで、正答までのプロセスを教える中で、「十の位までの66までは解けているしあと少しだよ!」と、出来た部分を伝えることで子どもにとって自信にもなり、さらには自分が「今どこができてどこができないのか」という気付きにもなります。

 

また、勉強の苦手な子にとっては、「机に向かって勉強をする」という行為自体がほめられる対象になります。宿題や演習を終えた子どもには「お疲れ様、よく頑張ったね。」や「集中して取り組めたね、すごい!」など行動に対してほめることもできます。このように、宿題をやってきたこと、先生の話を集中して聞けたこと、質問をしてきてくれたこと、宿題を解けなくても自分で考えてやろうと努力してきたこと、などほめられることはたくさんあります。

 

 

最後に

勉強の苦手な子は「ほめられる」ことによって勉強ができないという気持ちをやわらげ、勉強に対するモチベーションをアップさせることができるようになります。僕自身、家庭教師として指導する際には、勉強が苦手な生徒ほどほめて伸ばすように心掛けています。実際に、勉強が苦手な生徒でも全ての生徒が着実に成績が上がっています。勉強が苦手な子にはぜひ「ほめる」というのを意識しながら勉強を教えてあげると効果的だと思います!

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