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勉強の苦手な子に対して宿題はどう出せばいい?-家庭教師なび

家庭教師や塾講師をやっているとぶつかる悩みとして多いのが、「勉強の苦手な子に対してどんな宿題を出せばいいのか?」だと思います。特に、家庭教師として生徒を担当すると塾講師以上に勉強が苦手な生徒を受け持つ確率が高いため、「宿題を出したのに全然やってきてくれない…。」ということがよくあります。

 

実際に僕も家庭教師として勉強が苦手な生徒を担当するとはじめのうちは全然宿題をやってきてくれないということがよくありました。もちろんそれは先生自身のせいではありません。だってそもそも学校でも宿題をしてくる習慣がほとんどなく授業についていけないような子が家庭教師を頼むことが多いので。ただ、そういった状況の中でも成績を伸ばしてあげるために宿題をしっかりとやってきてもらえるような習慣作りが先生には求められます。そこで今回は、勉強が苦手な子に対してどのように宿題を出すのが効果的か紹介していきたいと思います。

そもそもどうして生徒は宿題をやってこないの?

そもそもどうして勉強が苦手な子は宿題をやってこないのでしょうか?「ゲームなど好きなことを優先して勉強を疎かにするから」であったり、「一人だと勉強に集中できないから」など色々な理由があると思いますが、宿題をしてこない一番の理由は「宿題が難しいと感じるから」だと思います。世の中には難しい問題であれば問題であるほど楽しいと感じる子もいると思いますが、大抵の子は自分の力では解けないような問題が出てくると、「ちょっと難しいからあとでいいかな」と思って後回しにしてしまいます。ただ、難しいと感じる問題が数問であれば、「まぁなんとかやってみるか」と思えます。しかし、勉強の苦手な子は「難しいと感じる問題がほぼ全部のため、ゴールが見えないため宿題を放棄してしまうということになってしまいます。

 

 

勉強の苦手な子に対する宿題の目的は?

それなりの学力のある人であれば一番良い宿題(自主学習)のやり方は、事前に予習をしてから授業に臨むという方法です。事前に予習を行うことで自分の分からない部分を整理でき、先生が何を言っているのか理解しやすくなります。

 

しかし、勉強の苦手な子に対して予習をしてくるようにするのは逆効果です。なぜなら、そもそもの学力の基礎もあまりないので、予習をしても全て理解不能となってしまい、勉強嫌いをさらに加速させてしまいます。また、そもそも家庭学習の習慣がないため、予習となるとどうやって勉強すればいいのか分からなくなってしまいます。そのため、勉強の苦手な子に対してはまず、①家庭学習の習慣をつける、②自分でも問題を解けるという自信をつけてもらう、③一人でも解ける問題を少しでも増やす、という3つに目的をもって宿題を出してあげるのが大切になります。

 

 

勉強の苦手な子に対してはどのように宿題を出せばいい?

先述した①家庭学習の習慣をつける、②自分でも問題を解けるという自信をつけてもらう、③一人でも解ける問題を少しでも増やす、という3つの目的に沿って、まずは授業の復習のために、問題の難易度を下げた解きやすい宿題を出してあげることがポイントになります。また、勉強の苦手な子に対しては、「生徒の理解度に合わせて何度も同じ範囲の宿題を出す」など繰り返しを重視した宿題の出し方が効果的となります。

 

まず難易度を下げた解きやすい復習問題を出す理由ですが、宿題は基本的に一人でやってもらうので、たとえ授業中解けた問題でも宿題では解けなくなってしまうということがあります。先生の中にはよく「授業でここまでできたから宿題は少し発展問題を出そう」と考える人がいますが、勉強の苦手な子はそもそも授業中解けた部分でも忘れてしまうことが多いので、発展問題を出したとするとハードルがかなり高くなってしまいます。家庭学習の習慣をつける、自分でも問題を解けるという自信をつけてもらうために、まずは授業でやった同じ問題でもいいので、難易度を下げた問題を出してあげることがポイントになります。

 

次に、同じ問題を何週にも繰り返して宿題として出してあげると、勉強の苦手な子でもしっかりとマスターできるようになります。例えば、1週目の授業でAという範囲について勉強したとします。なので、1週目の授業の宿題としてはAの範囲で出します。次に2週目の授業ではBという範囲を勉強するとしたとき、宿題はAの範囲とBの範囲を出してあげると、Aの範囲について2週間にわたって勉強できるので、Aという範囲をマスターできるようになるとともに、自分でもすらすらと解ける!という自信にもつながります。

 

このように繰り返し同じ問題を宿題として出すと、宿題の解説の時間など授業時間がもったいなく感じますが、勉強の苦手な子に対しては、授業で10教えるよりも、1理解してもらう方が成績は確実に上がります。実際に僕が担当してきた生徒も、例えば数学のテストが1桁台常連でしたが、この勉強法で授業を進めたことで宿題もしっかりとこなしてくるようになり、さらには次のテストでは20点、その次のテストでは30点と着実に成績が伸びていきました。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?塾講師や家庭教師になれるような人はそれなりに頭もいいと思うので、自分がやってきた勉強法や宿題の感覚が一番正しいものだと感じることが多いと思います。もちろん、自分で経験してきたことなのでベストな方法だと思いますが、それは他の人にとってもベストとは限りません。僕も家庭教師を始めた当初は勉強が苦手な子の気持ちがよく分からず宿題の出し方など悩んだこともありました。しかし、そのような子どもたちの成績を上げてあげることも先生の醍醐味の一つだと思います。ぜひ参考にしてみてください!

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