集団討論でタイムキーパーとして高評価を得るには?―地方公務員集団討論対策
こんにちは、元公務員のトモノリです!公務員採用試験に際し、多くの自治体は集団討論を課していたりします。もちろんないところもあったりはするのですが、殆どの自治体であるので、何とか対策しないとなぁと思うことがあると思いますが、集団討論対策本などではどのように集団討論を進めていくべきか流れなどはあっても、それぞれの役割の中で何をすれば高評価につながるのか指針がないので中々難しい部分があると思います。
グループワークを行うと、司会や書記、タイムキーパーなど役割分担をすることがあると思います。「司会はちょっと無理だけど、アピールのために何かやらなくちゃ」と思ってタイムキーパーなどをやる受験生は案外多いと思います。がしかし、実際にタイムキーパーになっても何をすればいいの?ということになってしまうことがあると思います。
そこで今回は、役割分担の中でタイムキーパーを選んだ際に、どのように討論を進めていき、タイムキーパーとして評価を高めるために何をすべきか、紹介していきたいと思います!ちなみに、司会(リーダー)になった場合と、書記として評価を得るためにどのようにすればよいのか紹介したページはいかになります!
bestkateikyoshi.hatenablog.com
bestkateikyoshi.hatenablog.com
タイムキーパーの2つの役割を理解する
以前、集団討論の評価ポイントを知ろうという記事の中で、集団討論における各メンバーの役割とそれぞれの役割に求められる行動を整理しました。
そして、今回のテーマであるタイムキーパーの役割としては大きく2点あることを話しました。それらが以下の2点です。
[集団討論におけるタイムキーパーの2つの役割]
議論を時間内にまとめるための時間管理
それでは、タイムキーパーは具体的に何を行えば良いのか話していきたいと思います。もちろん、タイムキーパーの役割だからと言ってタイムキーパー以外は何もしなくていいというわけではないので、もしタイムキーパーではなかったとしても、チームのタイムキーパーが上記の役割を果たせていなければ、素早く提案/サポートしていきましょう。
まず重要な役割が、時間内に議論をまとめるための時間管理です。通常集団討論では話が進んでいくとメンバーの時間に対する意識が薄れてしまうことがあります。もし何もタイムキーパーが途中の時間をおもいださせないと、途中の話し合いで時間を取り過ぎてしまうこともあり、最終的に意見をまとめる時間を十分に確保できなくなってしまうことがあります。そこで、開始半分や残り10分、残り5分など区切りで時間を共有することが重要です。
適切な時間配分を提案/柔軟な管理
次に重要なのが適切な時間配分の提案/柔軟な管理を行うことです。この点が他の受験生と差をつけるポイントなのですが、タイムキーパーというとほとんどの受験生は、一つ目の役割しか考えていないことが多いようです。
しかし、より高評価を得るには、残り時間を報告するだけでなく、見落とされがちな2つ目の役割を上手く果たす必要があります。
一般的には、議論の始めの段階で、リーダーが議論をどの様に進めるか提案するのが基本です。しかし、その際、各工程の時間まではあまり決めてないのが現状です。そこで、タイムキーパーとして各工程にそれぞれ何分かけるべきか提案してみましょう。
その後、工程によっては議論がなかなか進まず多く時間がかかって予定通りにいかないこともあると思います。そういった時は、「この工程では○分延長して、次の○○を〇分間でやるのはどうでしょうか?」とメンバーへ時間を共有することで、タイムキーパーとしての本来の役割を果たしているとみなされ、評価されます。
役割だけに拘らないこと
但し、分かっているとは思いますが、もちろんタイムキーパーは2つの役割だけ果たしていればいいというわけではありません。自分の意見も発表しつつ、タイムキーパーの役割も全うすることで、試験で落ちない安定した成績を残すことが出来るようになります。ぜひ参考にしてみてください!