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平均費用(AC)、平均可変費用(AVC)、限界費用(MC)とは?-公務員試験ミクロ経済学

あ、先輩、こんにちは...。

こんにちは、カズ。どうしたの?

先週総費用曲線(TC)と総収入関数(TR)とかを勉強してようやくマスターできたと思ったら、今日のミクロ経済学の授業でさらに平均費用(AC)曲線、平均可変費用(AVC)曲線、限界費用(MC)曲線というのを習い、また頭がぐちゃぐちゃになりました…。

ミクロ経済学のこの辺りの範囲は混乱しやすいよね…。ただ、特に限界費用(MC)は公務員試験では一番多く出てくる用語とも言ってもいいくらいだから、しっかり理解しよう!

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短期の総費用曲線(TC)と総収入関数(TR)の求め方と利潤最大化は?-公務員試験ミクロ経済学

こんにちは、先輩。あ、ちょっと聞きたいことがあるのですが。

こんにちは、カズ。どうしたの?

先週のミクロ経済学の授業で「短期生産関数」と「短期費用関数」についてやったのですが、今日の授業では「総費用関数」と「総収入関数」が出てきました。なんか全部同じように見えて訳が分からなくなってます…。

なるほど、確かにミクロ経済学では似たようなグラフがたくさんあって初めは混乱するよね。でも、どうして「総費用関数」と「総収入関数」がでてくるのか?という「なぜ?」を理解すれば違いが理解できるようになるから今日はしっかりと理解してしまおう!

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短期生産関数・短期費用関数とは?-公務員試験ミクロ経済学

あ、先輩、こんにちは…。

こんにちは、カズ。どうしたの?最近授業休みがちって聞いたけど。

はい、実は最近居酒屋のバイトが忙しくていつもバイト終わりはどっと疲れがたまってしまっています。ちょうど新歓の時期でお客さんも多くて…。

なるほど…。大変だね。

ありがとうございます。もう最近はビールの注文がひっきりなしなので、ビールの提供にかなり時間を取られます。せめてビールサーバーがあと2台くらいあればもっとスムーズに提供できるのになぁといつもイライラしてます()

そうなんだね。アルバイトの頭数はまだ忙しい時期に合わせて増やしたりできたりするけど、ビールサーバーとかはすぐに増やしたり減らしたり数を変化させることってできないからね。

そうなんですよ~。

実は、ミクロ経済学でもビールサーバーとかの固定費と人件費などの変動費を組み合わせて企業の最適な生産量を決定する考え方があるよ。公務員試験でもよく出てくるから今日はこの部分について理解できるようにしよう・

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規制による死荷重損失(デッド・ウエイト・ロス)とは?-公務員試験ミクロ経済学

あっ、先輩、こんにちは!この間は「死荷重損失(デッド・ウエイト・ロス)」と「従量税」と「従価税」の2種類の課税について教えて頂きありがとうございました。

どういたしまして。カズ。そういえば、この間まだ「死荷重損失(デッド・ウエイト・ロス)」を引き起こす「課税」と「規制」という2種類の政府の介入のうちの「規制」についてはまだ話していなかったね。

そうでしたね。「課税」は消費税とか身近なので何となくイメージできたのですが、「規制」ってどんな感じなのですか?よく分からないです...。

「規制」もそんなに難しく考える必要ないよ。「規制」も身近な例を使って考えることができるから!今日は「死荷重損失(デッド・ウエイト・ロス)」が発生する「規制」についてみていこう!

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ミクロ経済学目次-公務員試験のためのミクロ経済学

公務員試験のためのミクロ経済学について

 

公務員試験の鬼門の一つであるミクロ経済学について、大学生の視点で出来る限り事例を用いながら分かりやすく簡単にまとめてみました。

会話文形式なので見づらい部分もあるかもしれませんが、出来る限り噛み砕いてイメージしやすいようにしたので、公務員試験だけでなく、大学の講義や中小企業診断士対策などでも活用して頂ければ幸いです!

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「周囲と意見が対立した場合どうするか?」の答え方と準備のコツ-公務員面接Before-After

 

コミュニケーションについてはよく聞かれる質問の1つ

こんにちは。今回は、公務員面接で意外によく聞かれる質問の一つである「周囲と意見が対立した場合どうするか?」という質問の答え方の準備のコツについて話していきたいと思います。実際に僕も何度か公務員試験の面接試験を経験してきて、「周囲と意見が対立した場合どうするか?」という質問は実際にある自治体の面接でされたことがあります。僕の場合は、留学していた経験があり、現地で違う国のクラスメイトとグループを組んで課題に取り組むことが多く、意見が対立した経験も何度かあったため海外での経験を踏まえて話すことが出来ました。

 

しかし、日本で生活していると感じるのは、特に学生時代はそこまで意見が対立することがなく、「周囲と意見が対立した場合どうするか?」という質問をされてもどうやって対処すればよいのかわからないと感じることも多いと思います。そこで今回は、「周囲と意見が対立した場合どうするか?」という質問がされた時、多くの受験生が間違えてしまう回答例と、どの様な風に言うべきかについて話していきたいと思います! 

 

 

受験生の多くはココを間違える!

あなたはもし周囲と意見が対立した場合どうしますか?

これまで周囲と対立したことはなかったため職場でも対立することはないと思います。私はこれまで相手の意見に最後まで耳を傾け、相手の意見と折り合いを上手くつけてきました。その力は職場の人間関係でも活かせると思うので、これからも対立することはないと思います。

上記の回答例は、質問の答え方としては良くない回答例です。なぜ良くないかというと、

  • 質問にはっきりと答えていない
  • 対立することはないと断言してしまっている

 

ためです。まず、一つ目の「質問にはっきりと答えていない」とは、質問は「意見が対立したらどうするか」と聞かれているのに対し、対立することはないと対立した際の対処法を答えていない点です。これは文章で書かれていると少しおかしいと分かると思いますが、実際の会話ではやってしまいがちなミスです。特に、受験生の中には「周囲と意見が対立した場合どうするか?」という質問まで準備していないこともあるため、いきなり今回の質問をされてあせってしまい、このように答えてしまうことがあります。

 

次に「対立することはないと断言してしまっている」と言っている点が良くない点の2つ目ですが、確かに、学生生活の中で対立することは一度もなかったかもしれません。ただ、社会人になるとより良い政策などを実施していくために意見が対立するということが多くなります。そのため、もし対立がこれまでなかったとしても、これからも対立はないと断言しないことです。

 

 

答える時は2つのポイントに気を付ける!

それでは、どの様に答えるのが好ましいのか。その答え方のポイントとして以下の2つに気を付けると評価の高い答えを伝えることが出来るようになります。

  • 対立したときのエピソードを付け加える
  • どの様に対処したかを説明する

 

 

対立したときのエピソードを付け加える

一つ目のポイントは対立したときのエピソードを付け加えるということです。なかなかこれまでの生活で意見が対立したという経験はないかもしれません。ただ、注意しておくべきことは、

 

  • 意見の対立≠喧嘩

 

だということです。特に公務員試験の面接で話すべき意見の対立とは他人と感情的にケンカしたエピソードではありません。そういった感情的なケンカではなく例えば「サークルの合宿先の候補」の意見が分かれるなど他の人たちと意見が違っていたなど、意見が異なったエピソードなどのことです。このようなとき、意見が対立したからと言ってサークルの他のメンバーとケンカしたということはあまりないと思います。このような簡単なエピソードでもいいので、意見が違っていたという経験を思い出して話すといいと思います。

 

どの様に対処したかを説明する

二つ目のポイントはどの様に対処したかを説明するということです。質問はどの様に職場で意見の対立があった時に対処するかですが、「以前意見が対立したときに~~と対処したので、同じように職場でも対処していきたい」と言うと、説得力が増します。対処法と言われると独創性がある難しいアイデアの方がいいのかと逡巡してしまうかもしれませんが、そんなことはありません。難しく考える必要はないと思います。簡単で良いのでどの様に対立を解消したのかを話すといいと思います。

 

上記のポイントを踏まえた回答例

あなたはもし周囲と意見が対立した場合どうしますか?

周囲と意見が対立した場合、客観的な指標を用いて折り合いをつけていきます。私は以前ゼミ合宿の行き先の意見が対立してしまうことがありました。そこで私は各案のコストや移動時間など定量的な基準を整理して、何を重視するかをメンバーで検討したうえで行き先を決定しました。このように職場でも意見が対立した場合、客観的な指標を比較しながら建設的な議論によって対立を解消していきたいと思います。

 

 

対立を解消した方法を軸に具体的な経験を整理する

最後に、回答例をどのように準備するかについて話したいと思います。今回の質問を準備するためにまず行うことは、これまで意見が対立したエピソードを思い出すということです。ただ、なかなか思い出せないという人もいるかもしれません。そういった時は、想像で良いのでエピソードを作ればいいと思います。例えば、先ほど例として挙げたゼミ合宿や卒業旅行の行き先などは使いやすい例だと思うので、活用してもらえればと思います。

 

次にどの様に対立を解消したかですが、回答の中に含めると良いポイントとしては

相手の意見に耳を傾ける

仲間との話し合い

定量的な指標を作る

という3点だと思います。ただ、一つ目の「相手の意見に耳を傾ける」だけをいうと、面接官に「この受験生は相手の意見に耳を傾けることはできるけど、自分の意見をはっきり言えない性格なのではないか」と思われてしまう可能性があります。そのため、自分の意見もしっかり言った上で、相手の意見に耳を傾けるというバランスを取った回答を作るといいです!ぜひ参考にしてみてください!

 

「○○市の課題とその解決方法は?」の答え方と準備のコツ-公務員面接Before-After

 

 

自治体の課題とその解決方法は最頻出の質問の1つ!

こんにちは。今回は、公務員面接で意外によく聞かれる質問の一つである「○○市の課題とその解決方法は?」という質問の答え方の準備のコツについて話していきたいと思います。実際に僕も何度か公務員試験の面接試験を経験してきて、「○○市の課題とその解決方法は?」という質問は様々な自治体の面接試験でされました。しかし一方で、僕が当時活用していた面接対策本にはこのような質問については載っておらず、質問が終わった後、もっとしっかり準備しておけば良かったと後悔することもありました。そこで今回は、「○○市の課題とその解決方法は?」という質問がされた時、多くの受験生が間違えてしまう回答例と、どの様な風に言うべきかについて話していきたいと思います! 

 

 

受験生の多くはココを間違える!

○○市の課題とその解決方法は?

○○市の課題は、職員の不正が多いことです。最近も○○市役所では公金の横領などが問題になっており、職員の不正への問題意識が希薄になっています。そこで私は、職員一人ひとりの問題意識の希薄さを改善するためにコンプライアンス研修を行い、不正が行われにくい現場づくりを行っていきたいと思います。

○○市の課題は、近年人口の流出が激しい点だと思います。近年ではどの自治体も同様の問題を抱えておりますが、○○市は特にその流出率が高いです。そこで解決のために市のコンパクトシティ化して住民にとってより住みやすい街づくりを行っていきたいと思います。

 

上記の2つの例は、もっと改善できる回答例です。まず一つ目の「職員の不正」に言及している回答例がなぜもっと改善できるかと言うと、

  • 面接官を公然と批判しているように捉えられかねない

 

からです。確かに「職員の不正」は課題ですが、当事者である自治体職員(面接官)の目の前で不正問題に言及することは、面接官を公然と批判していると捉えかねられないです。「職員の不正」は確かに自治体の問題の1つでありますが、相手によっては自分たち面接官に対して批判を言っていると思われてしまう可能性もあります。そのため、「職員の不正」問題に言及することは良いとは思いますが、伝え方に気をつけなければいけないと思います。二つ目の「人口流出」の回答例はどこがあと一歩かと言うと、

  • 課題の解決方法が政策になってしまっている

 

ためです。確かにコンパクトシティ化すれば、都市機能が集中することで住民への公共機能を効率的に提供できるようになり、人口流出をおさえることができるかもしれません。そのため、解決方法に政策を伝えることは話の流れとしては間違っていないのですが、ここは面接です。面接官は「政策をどうするか」というより「自分自身はどのように行動するか」を聞きたいと思っています。

 

そのため、今回の「人口流出」の回答例のケースなら、コンパクトシティ化すると答えるだけではなく、「人口流出」を抑えるためにコンパクトシティ化を行っていく中で、「私は職員として~~と言ったことを行っていきたい」と自分個人の仕事の水準に落とし込んで具体的に話していくと、面接官から「この受験生は具体的に何をするべきか見据えて話している」と印象が良くなります。

 

 

答える時は2つのポイントに気を付ける!

それでは、どの様に答えるのが好ましいのか。その答え方のポイントとして以下の2つに気を付けると評価の高い答えを伝えることが出来るようになります。

 

  • 公然と自治体の批判をしない
  • 解決方法は自分が出来そうな範囲で話す

 

という2点です。

 

公然と自治体の批判をしない

一つ目のポイントは公然と自治体の批判をしないということです。ただ、批判と課題への言及は紙一重な部分があり、何が批判で何が課題か線引きが難しいと思います。しかし、どれが批判にあたってどれが課題として話していいのかは、内容よりも伝え方次第だと思います。先ほどの「人口流出」の回答例のケースでも、「自治体が柔軟な施策を実施できていないため、人口流出が起こっている」と言えば、批判と捉えられかねないです。例えば、批判と捉えられかねないケースの一例としては、「自治体は~できていない」や、「自治体が~している」から問題が起こっていると話すケースです。

 

解決方法は自分が出来そうな範囲で話す

二つ目のポイントが解決方法は自分が出来そうな範囲で話すということです。これは先ほど話したように、解決方法に政策を話すべきではないということです。確かに、政策などを考える部署もありますが、殆どの場合そういった部署に配属されることはなく、自治体職員になると実際に現場で行動することが多くなります。そして、自治体職員は事前に決められた計画によって動いているため、自治体の基本計画に「Aという政策を行う」と書いてあるのに、「Bの政策を行うべきだ」と面接で言ったとしても、勉強不足だと捉えられてしまいかねません。

 

そこで、事前に基本計画書を読み込んで、自治体の持つ課題は何か?そして、その課題に対してどの様な政策を実施しようとしているのかを整理し、その政策の中で自分はどのように行動していくのかを面接で話すことでより良い回答になります。なぜかというと、①基本計画書をしっかり読み込んで準備していると印象を与えられ、②大風呂敷を広げず、現実に出来ることを伝えることで公務員としての金銭などバランス感覚があると評価してもらえるからです。

 

上記のポイントを踏まえた回答例

○○市の課題とその解決方法は?

○○市の課題は、近年人口の流出が激しい点だと思います。○○市は特にその流出率が高く、実際に○○市でもコンパクトシティ化を計画していると思います。そこで私は職員として、市の中心部に住民が住めるよう住宅助成制度を整えて、住民に説明し、住民と共にコンパクトシティ化を推進できればと思います。

 

地域の課題の解決方法となると難しく感じてしまうと思いますが、ある政策を自治体が実施する際に、自分は職員として何が出来るかという個人の範囲で考えてみるといいと思います。上記の例も、「コンパクトシティ化する!」と大風呂敷を広げるよりも、「コンパクトシティ化を推進するために自分は~をする」と話した方が、よりよい評価を得ることができます!

 

 

受験する自治体の課題を明確にする!

最後に、回答例をどのように準備するかについて話したいと思います。今回の質問のために初めに行うことは、「自治体の課題を理解する」ということです。例えば、(http://www.city.matsudo.chiba.jp/shisei/keikaku-kousou/)このような自治体のHPにある基本計画を読むことによって課題は何か、また、その課題に対してどのようなことを実施しようとしているのか理解できます。また、自治体によっては(http://www.city.matsudo.chiba.jp/shisei/keikaku-kousou/sougoukeikaku/kihonkeikaku/koukisinkou/detaH2803.html)このような形で地域の持つ課題を整理してくれていることもあるので、そういった資料を活用するのもアリです。

 

課題を理解し、どのような施策を行おうとしているのか理解出来たらその次にやることは、他の自治体で同様の施策を行っていないか調べてみることです。例えば、コンパクトシティ化は富山市青森市で先進的な事例としてすでに行われています。そして、具体的にどのようなことを行ったのか書かれているので、職員がどのようなことを実際に業務として行う必要があるのかイメージしやすくなります。

 

最後に、これまで調べたことを整理して以下の3つ

  • 自治体の課題は何か
  • 課題に対して自治体はどの様な施策を計画しているか
  • 自治体職員として個人の出来る範囲でどの様なことをするべきか

を整理しながら文章を作っていくとより良い回答を作ることができます。少し難しいとは思いますが、難しいからこそ合格不合格の評価の分かれ目になってくると思います。ぜひ参考にしてみてください!

 

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