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「苦手な科目は何ですか」の答え方と準備のコツ-公務員面接Before-After

 

 

苦手な科目は新卒受験生がよく聞かれる質問の1つ

こんにちは。今回は、よく公務員面接対策本などでよく見かける質問の一つである「あなたの苦手な科目は何ですか」という質問の答え方の準備のコツについて話していきたいと思います。この質問については、僕は直接面接で聞かれた記憶はないのですが、自治体の説明会の時に、「こんな質問もするから準備しておいてね」とある自治体の人事部の方に言われたことがあります。

 

正直自治体の人事部の方に「苦手な科目は何ですか」という質問もする可能性があるよと言われた時には、自分だったらどう答えれば良いのか迷ってしまいました。もちろん嫌いだったり苦手な科目自体はパッと頭に思い浮かびましたが、大学の講義で苦手な先生などにあたったりした場合は僕の場合は基本的に授業に出ないで単位をあきらめていたので(笑)、苦手な科目に対してどう対処したか?という解決策が思いつかなったからです。苦手だった科目を面接で説明するとしてどの様に自分の強みなどをアピールするかは難しいと思います。そこで今回は、「苦手な科目は何ですか」という質問への効果的な答え方について話していきたいと思います! 

 

 

受験生の多くはココを間違える!

苦手な科目は何ですか。

苦手な科目は物理です。中学時代から理科系の科目は苦手だったのですが、高校に入りさらに専門的になったため全く分からない状態になってしまいました。そのため、テスト勉強などはある程度しましたが、いつも赤点ギリギリの点数を取ってしまうほど点数が低かったです。

 

上記の例は確かに「苦手な科目は何ですか」という質問にしっかりと答えているので受け答えの部分としては悪くないです。ただ、勉強はそれなりにしていたとは言っていますが、弱点克服のために工夫した後があまり見えず、苦手なことから逃げてしまう性格なのではないかと思われてしまう危険性があります。せっかく自分自身の良さを知ってもらうための面接なのに、自分の弱みだけが相手に伝わってしまい勿体無いと思います。そこで自分の弱みだけが伝わってしまうのを防ぐためにポイントが

 

  • 苦手科目克服のための努力を付け加える

 

ということです。これは、以前「短所は何ですか」という質問の回答のポイントにかなり似ています。人間だれしも苦手なモノや欠点はあります。そして、面接官もその点は理解してくれています。しかし、その欠点を補うためにどのようなことを考えて、どの様に対処しているかが仕事をしていくうえで不可欠な資質になってきます。

答える時は2つのポイントに気を付ける!

それでは、どの様に答えるのが好ましいのか。その答え方のポイントとしては、

 

  • 正しく自己分析できているか
  • 嫌いな科目克服のためにどのような努力を行ってきたか

 

 

正しく自己分析できているか

一つ目のポイントは正しく自己分析できているかということです。自分の欠点・不得意な部分は何かということを分析できなければ、そもそもどの様な努力をしても無駄になってしまうことがあります。つまり、反省を活かして成長できる人間かどうかを面接官が理解するうえでの判断材料となります。そのため、苦手な科目を挙げる際には、

 

  • 具体的になぜその科目が苦手なのか

 

をしっかりと付け加えることがポイントになってきます。自分がなぜその科目が苦手なのか簡潔に明らかにすることで、自己分析ができている人間だと印象付けることが出来ます。例えば、「憲法が苦手だ」ということを言うとします。なぜ苦手なのかを説明するときには例えば「判例や条文の一文が長く主語と述語の関係が複雑になっているため理解出来なかった」と言うと、なぜ苦手意識があったのか分析出来ていて、自己分析を行える人だと印象付けることが出来ます。

 

嫌いな科目克服のためにどのような努力を行ってきたか

二つ目のポイントが嫌いな科目克服のためにどのような努力を行ってきたかを付け加えるということです。もちろん、この質問により「この受験生は何が苦手で、どの様な配属にするべきか」という適性を見ているという部分もあり、苦手な科目を純粋に知りたいという質問意図もありますが、やはり苦手だったというだけではなく、苦手なことにも前向きに取り組めていたかという部分も付け加えると評価がさらに上がります。

 

例えば、先ほどの「憲法が苦手だ」という例を使ってどの様に苦手を克服しようと試みたのかを回答するとしたら、「判例や条文の一文を短く区切り何が主語で述語は何かを明確にするようにしました。さらに、なぜその裁判が起こったかなど出来事の背景などをネットで調べ、自分なりに解釈できるようにしました。」のような文章です。

 

上記のポイントを踏まえた回答例

苦手な科目は何ですか。

苦手な科目は憲法の授業でした。当初は判例や条文の一文が長く主語と述語の関係が複雑になっているため理解出来ませんでした。そこで私は、判例や条文の一文を短く区切り何が主語で述語は何かを明確にするようにしました。さらに、なぜその裁判が起こったかなど出来事の背景などをネットで調べ、自分なりに解釈できるようにしました。その結果、前期の憲法の授業の時に比べ、成績も向上しました。

 

苦手克服のアイデアを検討する

最後に、短所の回答例をどのように準備するかについて話したいと思います。苦手な科目は誰にでもあると思うので、それ自体を思い出すのは難しくないと思います。ただ、問題は「どの様に改善したか」という部分だと思います。なかなか改善できなかったから苦手な科目なのだとは思いますが、少しくらいなら話を盛っても大丈夫だと思います。オススメの「苦手克服のための努力の方法」としては、

 

  • クラスメートと協力して分からない部分を互いに教え合った
  • ネットなどを自発的に調べて分かりやすく噛み砕いてノートにまとめる

 

などがあると思います。特に、クラスメートと協力して苦手を克服しようとしたり、先生に聞きに行ったりなどは対人関係を上手く築けているというアピールにも繋がると思うので、もし苦手な科目の克服方法が浮かばなければ参考にしてみてください!

 

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